2023年10月08日
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、男性(Aさん)から「慢性的な腰痛に加えて月に1回ギックリ腰が起こる」と、お悩みの相談がありました。
腰痛とぎっくり腰は、中年男性にとっても身近な健康問題です。
今回のブログでは、40歳代の男性経営者Aさんの辛い腰痛症状と改善ストーリーを紹介します。Aさんは慢性的な腰痛と月に1回ほどのぎっくり腰に悩まされていました。しかし生活習慣を見直し、11キロの減量に成功し、その腰痛とぎっくり腰を克服しました。その過程とポイントをご紹介しましょう。
話の内容はこちら
①慢性的な腰痛:根本原因の解明
②Aさんの腰痛克服ストーリー:失敗と成功の波乗り
③腰痛対策成功のポイント:健康的な生活への道
まとめ
それでは話を進めますね。
①慢性的な腰痛:根本原因の解明
Aさんは10代から20代前半にかけてアスリートとして毎日厳しいトレーニングをしていたそうです。その頃はスリムな体型だったそうです。しかし成人して就職した頃から飲酒する機会が多かったり、睡眠不足やストレス、疲労が抜けないなどの悩みがあったそうです。週末のほとんどを横になって過ごすことが多かったとか。
30歳ごろから中年男性に多いぷっくりお腹となり、みるみる体重が増加していた。ピーク時の体重は2019年8月の時点で身長は172センチに対して、体重が80.5キロあったそうです。明らかな肥満でした。病院の健康診断では、肥満、脂肪肝、コレステロール高値、LDL値高値、炭水化物(ご飯や麺類)の摂りすぎを指摘されていた。
・35歳くらいから、慢性的な腰痛に加えて月に1回程度ぎっくり腰を起こして度々動けなくなり、仕事や日常生活にも影響あったそうです。
②Aさんの腰痛克服ストーリー:失敗した筋トレ
Aさんが腰痛とぎっくり腰からの克服に向けて取り組んだ方法には、同じ悩みを抱えていた友人からのアドバイスを聞き入れて見たのです。それはハードな筋力トレーニングを組み合わせたサーキットトレーニングでした。
Aさんは知人に教えてもらったハードな筋トレでダイエットを試みました。3ヶ月間は継続して頑張りましたが、その後は挫折しました。筋トレを行うと苦痛を伴い疲労感が残っていたそうです。Aさんが気づいたのは、「しんどいことは続かない」ということでした。
また、甘いおやつが大好きで夜遅くによく食べていたことも明らかになりました。和洋問わず、アイスクリームなども、好んで毎日食べていたそうです。糖分を摂りすぎていたことも体重が増加する原因でした。これをやめようと思いましたが、何度も挫折しました。砂糖には中毒性があることを自覚したAさんは、新しいアプローチを模索しました。
③腰痛で取り組んだ対策:生活習慣の見直しで減量に成功
Aさんが実践した生活習慣の改善ポイントと、40代男性が腰痛とぎっくり腰から健康的な生活を取り戻した具体的な方法についてご紹介しますね。
・食事の見直し ・睡眠の改善 ・運動
この3つに絞って取り組みました。
(食事の見直し)
・食物繊維(キャベツやピーマンなど)を意識的に摂取にした。
・白ごはんをやめ、玄米に変更した。玄米の炭水化物は従来の半分以下。
・油やドレッシングの摂取を控え、エキストラバージンオリーブオイルの使用に変更した
・カロリーが高いビールや日本酒は控え、飲酒は焼酎やウィスキーなどの蒸留酒のみとした。
・休肝日を週に3日作った。
・好物の甘いものは週に2回だけ、1人分までOKとした。
(睡眠の改善)
・1日に7時間以上睡眠することを心がけた。
・寝室にスマホを持ち込むのをやめた。
・睡眠を改善するため、就寝90分前の入浴を心がけた。
・カフェインは14時以降取らないことにした。
(運動)
・ウォーキング
なかなか時間がない上、「しんどいことは続かない」ことを学んだAさんは起床後すぐに散歩することにしました。1回25分を週4-5回続けました。これなら苦痛を感じることがないため続けることができました。歩いたあとはスッキリして気分がよく疲労感を感じることもありませんでした。
Aさんはこれらの生活習慣改善に取り組み、最大80.5キロあった体重が69.2キロまで落とし、11キロのダイエットに成功しました。すると、体が軽く感じて、気分もよく生き生きと生活できるようになったそうです。そしてなんと慢性的な腰痛から解放され、頻繁に起こっていたギックリ腰が起こらなくなったとのことでした。
まとめ
このブログでは、40代男性が生活習慣を改善することで健康を取り戻す方法を詳しく紹介しました。挫折と成功の経験から学び、健康的な生活への道を歩むことが可能です。腰痛やぎっくり腰に悩む方々にとって、このブログが一助となることを願っています。
それでも腰痛にお悩みでなかなか調子が良くならないという人は当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと
考えています。
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【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】