2024年01月26日
みなさまこんにちは。
兵庫県姫路市網干区で つぼき鍼灸整骨院を開業しております、院長の坪木心吾です。
昨シーズン、花粉症治療で来院されていた患者様が今シーズンも来院され、とても気になることを教えてくださいました。
「今シーズンは12月の終わりから鼻水、鼻詰まりなどの花粉症の症状があるんです」とのことでした。
花粉症って春先に起こるというイメージがありますが、どうやら最近は早くから起こるケースもあるようです。花粉症はすでに国民病と言われ、政府も対策に乗り出すほどです。
私自身もシーズンになると箱でティッシュを持ち歩くほど花粉症に悩まされています。花粉症の症状って本当に辛いですよね。
ひどい場合はお仕事や学業にも集中できず、困っておる方もおられるかと思います。
しかし、早くから対策していればこれらの辛い花粉症の症状を軽減することができます。
大丈夫ですよ!私と一緒に花粉症対策しましょう!
(お話はこちら)
①2024年の花粉症の予想について
②花粉症が流行する前に今からできること
③花粉症症状を抑える重要なポイントとは
④まとめ
①2024年の花粉症の予測について
2024年の花粉症シーズンの予想がなされていました。とても参考になりますので、そのポイントについてご紹介しますね
・2024年の花粉の飛散量は例年並かやや多い。
・スギ花粉は2月に九州か、関東の一部で飛散が始まる
・飛散が始まる前からわずかな量の花粉が飛ぶこともある
・スギ花粉のピークは2月下旬か3月下旬、ヒノキ花粉は3月中旬から4月中旬
とのことでした。
花粉の飛散量は前の年の夏の気象条件が大きく影響するんですが、2023年夏は猛暑だった影響で例年よりやや多めだそうです。
すでに花粉症シーズンは目前に迫っていますので、今からできる対策について次にご紹介しますね。
②花粉症が流行する前に今からできること
私も含めて日本人の多くが悩んでおられる花粉症。しかし、シーズン前から事前に体内の環境を整えておくことで、花粉症症状を抑えることができます。
とても簡単なことですので今から取り組めることを参考になれば幸いです。
そのポイントは「免疫力を高めておく」ことです
・睡眠を十分とる
睡眠が不足すると免疫機能が低下します。1日7-8時間程度の睡眠は取るように心がけてください。
・バランスの良い食事を心がける
オレンジやイチゴ、レモンなどに含まれるビタミンC免疫力を強化し、アレルギー反応を軽減するのに役立ちます。
フルーツや、ほうれん草、トマトなどの野菜に含まれる抗酸化物質は、炎症を和らげる効果があります。
サケやまぐろ、チアシード、亜麻仁油などに含まれるオメガ-3脂肪酸は、炎症を抑える効果があり、花粉症の症状を和らげる可能性があります。
腸内の健康が免疫機能に影響を与えるため、ヨーグルトや発酵食品を摂ることで腸内環境を整え、花粉症の症状を緩和することが期待されます。
・ストレス管理
ストレスは免疫力を低下させる可能性があります。リラックス法やストレス軽減に努めてみましょう。
③花粉症症状を抑える重要なポイントとは
花粉症の発症は自律神経と関わっています。自律神経を整えておくことが、花粉症症状を抑える重要なポイントとなります。
自律神経とは「自分では動かすことができない部分」を司っています。
自律神経とは、人間の活動と休息に合わせて、体のさまざまな組織を無意識のうちに調整している神経のことです。
交感神経と副交感神経をあわせて自律神経と言います。
・交感神経とは「体を活動的にするための神経」で車で言えばアクセルのようなもの。
・副交感神経は「体を落ち着かせて休めるための神経」で車のブレーキのようなもの。
自律神経は私たちが生きていくために最も重要な「血の流れ」を司っています。
健康な体って、「きれいな血がよく流れている」こと。
交感神経は血管を縮める働きをしていて、副交感神経が血管を緩める働きがあります。
鼻づまりは、粘膜の血管が広がって、血の流れが多くなり、粘膜が腫れているため。ストレスを受けて交感神経が高まると、その反動で副交感神経が高まって起こる現象です。
花粉症のようなアレルギー症状が起こると、交感神経が高まりそこから脱却しようとする体の正常な反応です。
ですから、花粉症を症状を抑えるポイントは交感神経を刺激してあげること。
交感神経を刺激してあげると、鼻の粘膜の血管は縮んで、鼻周囲の血の流れが低下し、鼻の粘膜も縮むことで、鼻づまりが解消されます。
では交感神経を刺激する方法についてご紹介しますね。
1.一杯の水を飲む
目安として1日に1~1.5リットルの水をこまめに飲む。これだけで自律神経はかなり整います。
体全体の状態を司どっている自律神経は、腸の働きと密接に関係しています。水を飲むことで腸が反応し、自律神経の働きがよくなり、体にスイッチが入ってきます。
2.深呼吸をする(胸式呼吸)
呼吸に意識を向けることで、自律神経を刺激してバランスを整えることができます。
吸う時に交感神経が働き、吐く時に副交感神経が働きます。
ポイントは
・たくさんの酸素を取り込む
・吸う息を吐く息より長くなるようにする(例えば、吐く5秒:吸う10秒)
3.冷たい水で顔を洗う
顔を冷たい水で洗うと、交感神経が刺激されて目が覚めます。これが鼻詰まりを和らげる効果があります。
④まとめ
この度のブログでは、今からできる花粉症の症状を抑える方法についてご紹介させていただきました。さらに簡単な解消ポイントや簡単なセルフケアも一緒に行いましたね。
それでも、「花粉症症状に悩まされている」「鼻づまりがひどい」「ティッシュを持ち歩いている」などなかなか解消しない場合はお気軽にご相談していただければ適切なアドバイスをさせていただきます。
当院では、薬に頼らない花粉症治療(はり治療、微弱電流治療)を行っております。実際、花粉症治療を受診された50歳代女性患者様から、治療直後から「鼻が通ってる!」とお喜びの声をいただきました。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。→https://lin.ee/OKHMNw4
同じような症状でお困りでしたら当院にて対応しておりますので、お電話にてご予約いただければと思います。
079-255-8952(予約専用ダイヤル)
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師 つぼき鍼灸整骨院】