足裏の痛み(足底腱膜炎)。治療家が試して効果があった方法を紹介。
2023年04月15日
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、私自身(43歳)が突然左足裏の激痛に襲われたからです。
2023年4月12日(火曜)朝起きたらすぐ足裏の激痛に襲われ、踵を床につけることができなくなりました。
何か心あたりになることはありませんでした。
そして自分自身でさまざまな治療を試してみました。そしてはっきり効果があったものがありました。
今回のブログでは、足裏の痛み(足底腱膜炎)ついて解説して、セルフケアまで紹介していきます。
話の内容はこちら
①足裏の痛み(足底腱膜炎)って?なぜ痛みが起こった?
②足裏の痛み(足底腱膜炎)になったときすぐに試したい対処法
③足裏の痛み(足底腱膜炎)の治し方 治療家が試して5日で治った方法とは
それでは話を進めますね。
①足裏の痛み(足底腱膜炎)って何? なぜ痛みが起こった?
43歳、173センチ、72キロ、趣味は散歩、読書、柔道、けん玉道など。
そんな私が2023年4月12日(火曜日)、朝起きたら突然左足裏の激しい痛みに襲われ、踵が床につけることができないほどでした。日課の朝散歩すらできる状態ではない。これじゃ仕事も無理かもしれない…
何か思い当たる節は全くありません。
足裏が痛くなるって痛風?と頭によぎりましたが、痛風発作は多くの場合、足の親指に起こります。
今回の私のケースは踵の少し前あたりでした。これは痛風ではない…。
「これは一体なんやろ?踵がすり減った靴が原因やろか?」
と思い新しい靴に変えてみましたがやっぱり踵が痛い。
裸足になってみましたがそれでも踵が痛い。
確か前日の4月11日の夜、柔道の稽古で子どもたちに背負い投げの指導を繰り返し行なっていました。”前まわりさばき”という、踵を浮かせて体を180度回転させる練習でした。
足の裏に負担をかけていたのが原因かもしれません。
私の足裏の痛みは、どうやら”足底腱膜炎”のようでした。
足底腱膜炎って、
踵からつま先まで足の裏を縦にアーチを作る足底腱膜という膜があるんですけど、その膜が踵に着くところで炎症が起きることを言います。
今回の私のように、朝起きて立ち上がりの最初の一歩で踵を着いた時に強く痛みが出るのが特徴です。中高年の女性、ダンサーやジャンパーなどのアスリートに多く、治りにくいケースが多いです。
②足裏の痛み(足底腱膜炎)になったときすぐに試して欲しい対処法
ここではもし、足裏が痛くなったら試して欲しい対処法についてご紹介しますね。
足裏の痛みは多くの場合、改善に時間がかかります。
その場ですぐに治るものではありませんが、いつでもどこでも誰でも取り組むことができて、症状を和らげることができます。
次の3つのセルフケアをコツコツ続けてみてください。
1.深呼吸
足裏って、心臓から一番遠い場所ですよね。
深呼吸をして、なるべく遠くまで酸素を送ってあげましょう。
人は酸素と食べ物からエネルギーを取り出して生きています。
炎症によって老廃物がでていくのですが、深呼吸をして老廃物の排出を促すことで、炎症を早く治すことができます。
足底筋膜って、縮む時も緩む時も酸素から作られるエネルギーが使われますが、
足底筋膜が硬くなっている状態では、深呼吸で体内に酸素をたくさん取り込むことで、
酸素から作られるエネルギーを使って緩めたり柔らかくすることができます。
つまり、深呼吸をして吐く時も吸う時もメリットがあるんですね!深呼吸って一石二鳥なんです。
2.禁酒
せめて踵が床に着けられないほどの激痛がある時はアルコールを控えましょう。
アルコールがかえって痛みを増してしまうことがあります。
3.ふくらはぎのストレッチ
私は時間さえあれば行なっていました。
足底腱膜もふくらはぎの筋肉も踵の骨に着きます。
ふくらはぎの筋肉をストレッチすることで、踵を通じて足底腱膜
のストレスを和らげることができます。
(やり方)
1.痛みがある方の足を後ろに、踵は床につけたまま。
2.体重を前に乗せる
3.ふくらはぎが伸ばされる(20秒間キープ)
③足裏の痛み(足底腱膜炎)の治し方 治療家が試して5日で治った方法とは
では、私自身が色々試してみて効果があった治療法をご紹介しますね。
実は②の3つのセルフケアを行いながら次にご紹介する治療法を試してみて、私はたったの5日で良くなりました。
一体、どんなことをしたのか、ご紹介しますね。
今、なかなか治らない辛い足裏の痛みでお悩みの方がいらっしゃったら参考になる方法かも知れません。
1.微弱電流医療機器(NEUBOX)
踵が着けないほどの痛みを抱えたまま、仕事場にやってきて、まず試してみました。
通電時間はたったの10分。
治療後も痛みが残っているのですが、その場で踵が着けられるようになりました。
おかげですぐに仕事に取り掛かることができました。
当院では微弱電流治療機器(NEUBOX)を用いた治療を導入しています。http://neubox.jp/about/
プロのテニス選手やアマチュア野球選手もケガやケアに使われています。
日本で唯一の中周波のみを用いた微弱電流治療機器で、自然治癒を促進することで早期復帰が期待できるとされています。
(NEUBOX公式ホームページより)
2.テーピング
足底腱膜をサポートするようにテーピングを施しました。
痛みや違和感を取り除くまではいきませんが、足裏にバネを取り付けたような感覚になり、歩行が格段に楽になりました。
微弱電流医療機器とテーピングを組み合わせることで、とても早く治すことができました。
まとめ
足裏の痛み(足底腱膜炎)の原因、解消ポイント、ストレッチや治療方法ついて解説しました。
足底腱膜炎は足裏にある足底腱膜という踵の部分の炎症によって起こります。
このブログを書いている4月16日午後現在、足裏にビー玉が付いているかのような違和感が残っているのですが、踵を床につけることができ、痛みは全くなく日常生活や仕事はなんら支障なく行うことができています。
さらに簡単なセルフケアも一緒に試しましたね。
それでもまだ足裏の痛みにお悩みで調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと考えています。
私の経験が皆様のお役に立てたらうれしいです。私と同じような足裏の痛みでお困りなら、
お早めにご連絡くださいませ。
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079-255-8952(予約専用ダイヤル)
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】