2022年11月26日
寒くなると首が痛くなる。手がしびれる。
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、首の痛み、手のしびれの辛い症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「寒くなると首が痛くて左手がしびれる…」
と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「整形外科で頚の神経が圧迫されていると言われた」とのことでした。
今回のブログでは、寒くなると首が痛くなる、手がしびれる理由について解説して、セルフケアまで紹介していきます。
話の内容はこちら
1.寒くなると首の痛みが出る理由とは?
2.首の痛みを解消する、マッサージやストレッチより効果が高い方法とは?
3.首の痛みを解消するセルフケアとは?
それでは話を進めますね。
①寒くなると首の痛みが出る理由とは?
60歳代男性で専業農家のFさん。首の痛みと左手のしびれにお困りで来院されました。2週間前に整形外科を受診して「首の神経が圧迫されている」と診断されたそうです。ブロック注射をしても3-4日しか効かず、それでも治らなければ手術を勧められていました。以前当院に来院されていたことをきっかけに、再び来院されました。
Fさんは数年前から来院されているのですが、カルテを確認してみると、まだ寒さが残る春先と、秋口に頻繁に来院されていることが分かりました。田植えや稲刈り、タケノコやイチジクの収穫に忙しい時期と重なっていたのです。
Fさんご自身も「これって使いすぎかなあ…」と話してくれました。
「首が左に回しにくい」「首が重苦しい」自覚症状がありました。
Fさんの場合は、農繁期の忙しさに加えて、寒さが引き金となって、首の痛み、手のしびれがおこっていると見られます。
②首の痛みを解消する、マッサージやストレッチより効果が高い方法とは?
Fさんは農繁期の忙しさ、寒さから、首の筋肉が硬くなり、左側に周りにくくなっていました。そして左腕から指先にかけてしびれがありました。しかし、Fさんの場合、頚椎の変形で神経が圧迫されており、強いマッサージ、強いストレッチなど強い刺激を加えるとかえって悪化させてしまう危険性がありました。
当院での治療でも、首に強い刺激は一切加えず、首の皮膚に触れる程度の弱い刺激でしか行うことができませんでした。
そこで、Fさんにおすすめしたのが、深呼吸。
首の筋肉が硬いと、呼吸を制限してしまい、体に効率的に酸素を取り入れにくくなり脳、筋肉、細胞にまで酸素が行き届かずコリが取れにくい状態になります。
上むきに寝て、両膝を立てて、お腹に手を当て、横隔膜を意識しながら大きく呼吸してみる。
そして2回目に来院された時から、「首の動きが良くなった」と実感されたのです。
左腕から指先にかけてしびれがあったのが、4回目に来院された時は、指先だけになっており、だんだん良くなってきている様子で私もうれしく思いました。
③首の痛み、手のしびれを解消するセルフケアとは?
次に首の痛み、手のしびれを解消するセルフケアを動画でご紹介しますね。
セルフケアでは
・座って深呼吸をしてたくさんの酸素を取り込む。
・首の筋肉を柔らかくする。
・自律神経を整える。
を目的に行います。
(セルフケアは動画の4:30-からとなっております。)
まとめ
寒くなると首が痛い、手のしびれが出る理由や、症状を解消するポイント、簡単なセルフケアをお伝えさせて頂きました。
解消方法がよくわからない。
それでもまだ調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ
適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと
考えています。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
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【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】