2024年酷暑のクーラー病対策。頭痛、めまい、体のだるさの治し方
2024年08月09日
皆さま こんにちは。 兵庫県姫路市 つぼき鍼灸整骨院 坪木です。
毎日、全国各地で40度近い気温になっていると報道されていますね。これほどの酷暑が続くと、外出すらできず、1日冷房が効いた部屋で過ごす方が多いと思います。
涼しい部屋で過ごすのはとても快適ですが、その一方で「クーラー病」という体調不良に悩まされる方も少なくありません。
今回は、そんなクーラー病が起こる理由や対策方法についてわかりやすくお話ししていきます。
「体がだるい」「頭痛がする」「めまいがする」「吐き気がする」といった症状に悩んでいる方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
私と一緒にクーラー病対策しましょう。
(目次)
クーラー病ってなに? クーラー病が起こる理由とその症状について
クーラー病を予防するための簡単なポイント
クーラー病に効果的なストレッチ
まとめ
クーラー病ってなに? クーラー病が起こる理由とその症状について
まず、クーラー病とは何か、簡単に説明します。
クーラー病とは、長時間エアコンの効いた室内で過ごすことによって、体が冷えたり、自律神経が乱れたりして起こる体調不良のことを指します。
特に、夏場の猛暑日が続くと、外気温と室内の温度差が大きくなるため、クーラー病が起こりやすくなります。
私自身、職場にいる時も自宅でも1日冷房が効いた環境で過ごしていますので、体のだるさや軽いめまいに悩まされることがあります。
それも毎年、お盆がすぎたあたりの夏の疲れが出てくる頃にクーラー病の症状が出ます。クーラー病って本当に辛いですよね。
では、なぜクーラー病が起こるのでしょうか?
1つ目の理由は、体が冷えることです。
エアコンで冷やされた空気が体に直接当たることで、
体温が急激に下がり、血液の流れが悪くなります。その結果、体がだるく感じたり、頭痛がしたりすることがあります。
2つ目は、自律神経の乱れです。
自律神経は、体温や心拍数、消化などをコントロールする重要な役割を担っていますが、急激な温度変化に対応しきれず、
バランスが崩れてしまうことがあります。
これが原因で、めまいや不眠、さらには消化不良といった症状が現れることがあります。
3つ目は、乾燥もクーラー病の一因です。
エアコンを使うと、室内の空気が乾燥しやすくなります。これにより、喉が痛くなったり、肌が乾燥したりといった症状が現れることがあります。
これらの症状が重なると、日常生活が辛く感じられるかもしれませんね。
クーラー病を予防するための簡単なポイント
クーラー病を予防するためには、いくつかの簡単なポイントがあります。
どれも日常生活で無理なく取り入れられるものばかりですので、ぜひ試してみてください。
1つ目は、適切な室温を保つことです。
エアコンを使う際は、室内の温度を25度から28度に設定し、体が冷えすぎないようにしましょう。
また、扇風機やサーキュレーターを併用することで、冷たい空気を部屋全体に循環させると、エアコンの温度を高めに設定しても快適に過ごすことができます。
2つ目は、定期的に外気を取り入れることです。
エアコンを使っていると、室内の空気がこもりがちですので、
定期的に窓を開けて外気を取り入れるようにしましょう。これにより、室内の空気がリフレッシュされ、気分もすっきりします。
3つ目は、体を温めることです。
特に、エアコンの効いた部屋に長時間いるときは、薄手のカーディガンや膝掛けを使って
体を冷やさないようにしましょう。また、入浴(半身浴でもOK)、暖かい飲み物を飲んだり、足湯をしたりするのも効果的です。
4つ目は、水分補給を忘れずに行うことです。
エアコンの効いた部屋は乾燥しやすいため、体の水分が失われやすくなります。
こまめに水分を補給し、体内の水分バランスを保つよう心がけましょう。
クーラー病に効果的なストレッチ
クーラー病の予防や症状の軽減には、簡単なストレッチがとても効果的です。
以下にご紹介するストレッチは、室内で簡単にできるものばかりですので、ぜひ試してみてください。
1. 首と肩のストレッチ
特に首の後ろには自律神経が集まる場所です。ここを意識して伸ばしてみましょう。
- 両手を肩に置きます。
- 肩を前後に大きく回します。これを5回繰り返します。
- 次に、肩を上下にすくめる動作を5回行います。
このストレッチは、首や肩のこりを和らげるのに効果的です。
特にエアコンの風が直接当たる場所で過ごしていると、肩や首が冷えて固まってしまうことがありますので、こまめに行うと良いでしょう。
2. 背中のストレッチ
- 両手を頭の後ろで組み、ゆっくりと肘を後ろに引きます。
- そのまま胸を張り、背中を軽く反らせ5秒かけて鼻から大きく息を吸います。
- 10秒かけて口から息を吐き出し、肘を内側に閉じながら顔を下に向け、背中を丸める。
このストレッチは、背中のこりをほぐし、血行を良くするのに役立ちます。
背中のこりは、クーラー病の症状の一つとしてよく見られますので、意識的に行うと良いでしょう。
3. 脚のストレッチ
- 椅子の座面の前の方に座り、片方を伸ばします。
- 背筋を伸ばし、そのまま前屈します。この状態を20秒間キープします。
- 反対側の脚も同様に行います。
このストレッチは、脚の血行を促進し、むくみや冷えを予防するのに効果的です。
長時間同じ姿勢でいると、脚がむくみやすくなりますので、定期的に行うことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?クーラー病は、暑い夏を快適に過ごすためにエアコンを使うことによって引き起こされる体調不良です。
しかし、適切な予防策を講じることで、そのリスクを大幅に減らすことができます。
室温の調整や定期的な換気、体を温める工夫、水分補給など、簡単なポイントを意識するだけで、クーラー病を防ぐことができます。
また、ストレッチを取り入れることで、体のこりや疲れを和らげ、快適な夏を過ごすことができるでしょう。
ぜひ、これらの方法を日常生活に取り入れて、健康で快適な夏をお過ごしください。
そして、もし体調に不安を感じた場合は、お気軽にご相談していただければ、適切なアドバイスをさせて頂きます。
皆さんが元気に夏を乗り切れるよう、心から応援しています。
クーラー病でお悩みの方は、当院LINEからご相談ください。→https://lin.ee/OKHMNw4
同じような症状でお困りでしたら当院にて対応しておりますので、お電話にてご予約いただければと思います。
079-255-8952(予約専用ダイヤル)
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師 つぼき鍼灸整骨院】