2024年04月24日
厚生労働省の調査によると、病気やケガ等で自覚症状のある人のうち、症状別では女性第1位、男性の第2位が「肩こり」であるという。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa10/3-1.html
全国の就業者1万人を対象に行われた調査によると、肩こりによる経済損失が約3兆円に上る見込みであることが指摘されています。
https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/report_pdf/202115001B-buntan7.pdf
このような事態が起こると日本の経済にまで影響を及ぼしかねません。
そこで、つぼき鍼灸整骨院では、働く人を肩こりから救済するために「肩こり解消講座」を開催した。
●姫路市立大津茂公民館にて肩こりを予防、解消する健康講座を開催
こんにちは。兵庫県姫路市網干区にある、つぼき鍼灸整骨院院長の坪木心吾です。
令和6年4月19日、大津茂公民館主催の講座「THE 健康」の一つとして依頼を受け、周辺地域にお住まいの方に向けて「肩こり解消講座」を開催することになりました。
突然ですが、肩こりは集中力低下、頭痛や吐き気、歯や目の痛みまで起こし、通勤や出勤することもできないケースにまで発展することがあります。
私の母は会社員として定年まで勤めたのですが、仕事中に肩こりからくる頭痛に悩まされ、帰宅して横になったまま動けなくなってしまい、鎮痛薬を飲むことが度々ありました。本当に辛そうな場面を目の当たりにしました。
このような状況を踏まえて何かできないかと考え、姫路市にあるつぼき鍼灸整骨院では、姫路市にお住まいの方に向けて、肩こりを改善する健康講座を開催しました。
●ストレスやパソコン、スマホの使いすぎによって肩こりが起こる弊害について
肩こりの原因は、ストレスや長時間の座りっぱなし、デスクワークやスマホ、タブレットの長時間使用する時間が増えていることにより発症するケースがあります。
肩こりが続くと
・頭痛、吐き気、倦怠感
・手のしびれ
・集中力低下、意欲低下
・食欲低下
・歯の痛み、目の痛み
といった症状が出ることが多く、市販の鎮痛薬などで対処するケースがほとんどのようです。
「慢性的な肩こりがあってマッサージを受けるけど翌日にはまた元に戻る」
「肩こりが治らないともうあきらめている」
「肩こりで頭痛がすると何もできなくなり横になるしかない」
などとよく耳にします。
悲惨なケースでは、お仕事や家事にまで影響してしまう可能性もあります。
●肩こりは3兆円の経済損失にも。その肩こりの原因について
肩こりを訴えて来院なさる方のお体を見させていただくと、首の動き、肩の動き、腰の動き、足の動きなどで左右の動きが異なりバランスを失っていることが多くみられます。
つまり、歪みが生じていました。
肩こりで過去に治療に来られた患者様の中には、
・頭が右側もしくは左側に傾いている
・左右どちらかの肩の高さが低くなっている
・左右どちらかの足が外に開いている
という症状を見受けます。
デスクワークや家事などで長時間同じ姿勢を続けてしまったり、姿勢が悪くなってしまうと、特に首や肩の筋肉が硬くなってしまっています。
硬いところができてしまうとそこを通る血の流れが悪くなってしまいます。
血は綺麗な酸素とか栄養を運び、二酸化炭素や乳酸などの老廃物を取り除く働きをすることができないんですね。
ですので今回の講座でご紹介したセルフケアや姿勢をリセットして、お身体の歪みを解消することで、血の流れをよくし肩こりを解消することができます。
⚫︎姫路市にお住まいの方々への健康をサポートしています。
姫路市勝原区で開催した肩こり解消講座に参加された方々からは
「体のゆがみがあることがわかった」
「ストレッチ体操を教えていただきよかったです」
など、お喜びの声を頂戴しました。
姫路市の地域経済を支えているのは、姫路市にお住まいの方々です。地域が発展していく上で地域の方々がイキイキと暮らせることが大切です。
この度の活動が地域の皆様の健康維持にお役に立てれば嬉しく思います。
これからもこのような姫路市にお住まいの方々への健康づくりに役立てるような講座を開催したいと思います。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
【監修:坪木心吾/柔道整復師・鍼灸師】