手の使いすぎによる肩こり。マッサージに頼らず肩こりを解消するストレッチとは?
2024年03月15日
(目次)
・肩こりでお悩みだった女性患者さんが改善した意外な理由
・肩こりでお悩みだったのは”手の使いすぎ”が関係している?
・マッサージに頼らず肩こりを解消するストレッチ
・まとめ
1.肩こりでお悩みだった女性患者さんが改善した意外な理由
こんにちは。兵庫県姫路市でつぼき鍼灸整骨院を開業しています、坪木心吾です。
この度はスマホで”肩こり”と検索して当院を知り来院された女性から「右の肩こりがあってなかなか取れない」とお悩みのご相談がありました。
女性は施術とともに日常生活のあることに取り組まれて、肩こりを気にならないほどにまで軽減されました。
肩こりのレベルを10段階で表現すると、10だった辛い症状が3にまで減ったと実感されています。
現在、書道の講師としてお仕事をしながら、家族の世話や孫守りなどに活動的に取り組まれています。
一体どんなことに取り組んだのか?詳しくブログにまとめました。
もし、肩こりでお悩みでしたら、この度のブログがお役に立てると考えています。ぜひ最後までお読みください。
2.肩こりでお悩みだったのは”手の使いすぎ”が関係している?
70歳代の女性は約40年に渡り書道の講師をされて多くの教室を持ち、子どもから大人までたくさんの生徒へ指導されています。車で教室から次の教室へ移動しとてもお忙しそうでした。お仕事に加えて、家族の世話や近くに住むお孫さんの世話もされています。
長年、肩こりや首こりにお悩みだったそうで、知人から勧めれたマッサージや鍼治療を遠方まで受けに行っていたそうです。それでも、肩こりを繰り返し、「良くなった!」と実感できることはなかったそうです。とてもお辛そうでした。
「あと10年は働きたい」「今年こそ散歩や体操ができるようになりたい」という望みを持っておられました。
お体を詳しく見せていただくと、右手、右腕や右肩の動きがとても硬くなっていました。体幹や足の動きまで右側が制限されてしまっていました。
女性は家族のために大変な思いをして働かれて、思うように使えない状態のまま、無理をなさってこられたのですね。
長年のお仕事や家事などで右手を酷使されていたのかもしれません。
3.手の使いすぎによる肩こりを解消するポイントとは
肩こりは手の使いすぎや姿勢の悪化などが原因となることがあります。手や腕を使う作業が長時間続くと肩や首の筋肉が過度に緊張し血の流れが悪くなることで肩こりが引き起こされます。意外な理由でしたね。
そこで、まずは普段の姿勢をよくしてみましょう。
長時間座り続けるなど同じ姿勢でいると、前かがみになったり、右利きの場合は体が右側へ歪みがちです。すると肩こりが起こりやすくなります。ですので、気がついたとき、顔を上げて前を向くようにしてみましょう。
また座り過ぎを避けて、30分に1回くらいは立ってみるようにしましょう。
4.マッサージに頼らず肩こりを解消するストレッチ
ここではマッサージに頼らず、手の使いすぎによる肩こりを解消する方法についてご紹介しますね。どれも簡単に取り組める方法となっておりますので気軽にやってもらえればと思います。
手をストレッチしたり、ツボ刺激をして、手の動きを柔らかくしてみましょう。
肩こりの症状を和らげるセルフケアについてご紹介しますね。簡単に取り組めますので、一度試してみてください!
症状を和らげたり、予防のためにも行ってみてください。
1)手のストレッチ
手首の動きに関わる腕の筋肉をよく伸ばして柔らかくする、血の流れをよくする効果があります。
(aパターン)
1.手の平は下。
2.反対側の手で、手の甲を持って、手首を曲げる。
3.このまま20秒間キープ。
4.前腕がじんわり伸ばされるのを感じられたらOK!
(bパターン)
1.手の平は上。
2.反対側の手で、手の平を持って、手首を伸ばす。
3.このまま20秒間キープ。
4.前腕がじんわり伸ばされるのを感じられたらOK!
2)ツボ押し(列欠-れっけつ-)
手首から少し上、肩こりに効果的なツボをご紹介します。
列欠-れっけつ-というツボは手首の親指側にある骨の出っ張りから肘側へ指2本分にあるところです。
押さえてみるとズシーンと響くようなものが感じられます。
ここを20秒間、親指か人差し指で垂直に押してみてください。
これらのセルフケアはスッキリ感や気持ちよさを感じることができます。
これを一日3回。朝・昼・晩の1回ずつ行ってください。
5.まとめ
この度のブログでは、手の使いすぎによる肩こりの解消方法やそのポイントについてご紹介させていただきました。さらにストレッチやツボ刺激も一緒に行いましたね。
今回の女性は治療後は「体が軽くなる」「首が伸びた感じがする」「動きが広がる」と良くなったことを少しずつ実感されている様子でした。
お仕事や孫の世話も続けていきたいから、施術とともにご自宅でできるセルフケアも続けて行くとのことでした。
それでも、肩こりがなかなか解消しない場合はお気軽にご相談していただければ適切なアドバイスをさせていただきます。皆様が快適に過ごせるヒントをお伝えできればと思います。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
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079-255-8952(予約専用ダイヤル)
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師 つぼき鍼灸整骨院】