2026年01月16日
みなさまこんにちは。 兵庫県姫路市 つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
全国的に年末から冷え込み、1月の連休は例年大雪となるところが多いです。姫路市では氷点下4°を記録しました。
このブログを書いた理由なんですが、来院される患者さまから「頭痛がするほど肩こりがある」とお悩みを聞かせていただく機会が多くなったからです。これほど寒いと頭痛や肩こりを引き起こしてしまうのも無理はないですよね。
なぜ寒さが頭痛や肩こりを引き起こすのかその理由、寒さによる頭痛や肩こりを解消するポイント、効果的なストレッチについてご紹介させていただきます。私たちと一緒に解消しましょう。
寒い季節になるとなぜ頭痛がするほどの肩こりを引き起こすのかその理由
寒い季節になると、「特に何かした覚えはないのに肩がガチガチ」「頭までズーンと重い」――そんな経験はありませんか。
知らないうちに重たいリュックを背負わされていたような感覚。「両肩に漬物石を乗せられたみたい」と訴える方もいらっしゃいます。おつらいですよね。
体質だから、年齢のせいかも、と思うのも無理はないかもしれませんね。実は寒さという環境そのものが、静かに肩こりや頭痛を引き起こしているのです。
寒くなると、私たちの体は体温を逃がさないように血管をキュッと縮めます。これは冬の朝、水道の蛇口を急に細くするようなもの。
水(=血液)の流れが悪くなり、肩や首の筋肉に十分な酸素や栄養が届かなくなります。その結果、筋肉は硬くなり、肩こりが起こります。
さらに、寒さを感じると無意識に肩をすくめたり、背中を丸めたりしますよね。これは、寒風から身を守ろうとする本能的な動き。でもその姿勢が長時間続くと、肩や首は休む暇がなくなり、筋肉がビーフジャーキーのようにカチカチになってしまいます。その緊張が首の神経を刺激し、頭痛へとつながっていくのです。
「自分では気をつけているつもりなのに…」と感じる方も多いでしょう。寒さは静かに、確実に体を硬くさせてしまいます。冷えは体を悪くします。
寒い季節に起こる頭痛がするほどの肩こりには「手」がカギ
寒い季節に、頭痛がするほどつらい肩こりを感じると、「首や肩を何とかしなきゃ」と思いますよね。それはとても自然なことです。けれど実は、現代の肩こりや頭痛には、意外な盲点があります。それが―「手」です。
肩こりや頭痛を解消する第一歩は、特別な運動や高価なケアをしなくても全然大丈夫です。
大切なのは、「冷やさない」「固めない」「無理をしない」ことなんです。この3つは、冬に凍えそうな観葉植物を暖かい部屋に移してあげるのと同じです。環境を少し整えるだけで、体はちゃんと応えてくれます。
まず意識したいのは、温めること。
そのため、「首・手首・足首」という3つの首を温めることがとても重要になります。マフラーやネックウォーマー、蒸しタオルを使って、やさしく包み込んであげましょう。
ここで忘れてはいけないのが手です。
現代では、パソコンやスマートフォンを使う時間が圧倒的に増えていますよね。指先を細かく動かし続けることで、手や前腕は知らず知らずのうちに緊張し、その緊張が腕を通じて肩や首に伝わっていきます。例えば、ピンと引っ張られ続けているギターの弦が、肩や首にあるような状態です。
さらに、手には毛細血管が非常に多く集まっています。そのため、手が冷える=血流が一気に滞るということ。血液は心臓から頭へ、そして指先まで循環していますが、末端である手が冷えて固まると、全体の流れが悪くなります。その結果、首や肩の筋肉がこわばり、頭への血流も滞り、頭痛を引き起こしやすくなるのです。
「肩こりなのに、手?」
そう思われた方もいるかもしれません。末端を大切にすることが、全体を楽にするポイントなのです。
外出時、寒さを感じるとつい手をポケットに入れたくなりますよね。しかしポケットに入れると、手は動かなくなり、血流も滞りがちです。そんなときは、手袋を使って「温めながら動かせる」状態を作ってあげてください。それだけでも、肩こりや頭痛の予防につながります。
加えて、呼吸もとても大切です。寒いと無意識に呼吸が浅くなりますが、深く息を吸い、ゆっくり吐くだけで、首や肩、そして手の緊張もふっと緩んでいきます。
寒い季節に頭痛を引き起こすほどの肩こりを和らげる効果的なセルフケア
ここでは、寒い季節でも無理なくできるストレッチをご紹介します。どれも簡単に取り組めるものばかりですので、気軽に取り組んでいただけたら幸いです。
手首のストレッチ
手のひらを上に向け、片方の手で指先を挟み、手首を伸ばします。
20秒キープ。
首のマッサージ(胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)つまみ)
胸鎖乳突筋は首の動きをつかさどっていて、ここに頸動脈が通っています。胸鎖乳突筋が硬くなると血の巡りが悪くなります。
首にペタンとついているこの筋肉をつまんで、首から頭への血の巡りを良くしましょう。頭がすっきりします。
胸鎖乳突筋を挟んで、引き剥がすように上から順に引っ張ってみてください。
肩のストレッチ
両腕を肩の高さに上げ、肩甲骨を寄せるようにその高さのまま肘を後ろに引いていきます。(20回)肘を水平に動かすのがポイント。
これらのセルフケアを朝昼晩の1日3回、1週間続けてみてください。
まとめ
この度のブログでは、寒い季節の肩こりや頭痛を引き起こす理由や解消ポイント、セルフケアについてご紹介させていただきました。そのポイントは手にあるとのことでした。
これらの対処法を試してみても、症状が改善されない場合は当院までお気軽にご相談ください。
当院LINEからご相談ください。→https://lin.ee/OKHMNw4
【監修:鍼灸師、柔道整復師/坪木心吾】