五十肩。右肩の前側が痛くて背中に手が回らない場合、注射やロキソニンに頼らない五十肩の治し方。
2023年04月22日
肩が痛くて背中に手が回らない。
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、五十肩の辛い症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、「右肩の前側の痛みで手が背中に回せない」とお悩みの相談があったからです。
詳しく聞いてみると、「整形外科を受診したけどレントゲンでは異常なしと言われた」とのことでした。
今回のブログでは、五十肩について解説して、セルフケアまで紹介していきます。
話の内容はこちら
①右手が後ろに回らないのは五十肩?辛い五十肩症状
②五十肩?と思ったら「五十肩症状セルフチェック方法」を試してみよう。
③注射やロキソニンに頼らない五十肩の治し方。肩の痛みを解消するストレッチとは!?
①右手が後ろに回らないのは五十肩?辛い五十肩症状
来月で50歳になる女性。当院近くの施設で介護職として勤務されています。
「1ヶ月前から右肩が痛くて手が後ろに回らない…」とお悩みのご相談がありました。整形外科を受診してレントゲン撮影をしましたが「異常なし」とのことでした。
それでも仕事で着用するエプロンができないほど、ストレッチャーを右手で引っ張ることができないほどで、処方されたロキソニンを飲んで過ごしていたそうです。ブロック注射も勧められましたが原因や理由もわからないままでは前むきになれず、
「もしかしてこれって五十肩?」「右手が後ろに回るようにしたい」との思いで当院を受診されました。
四十肩・五十肩はある日突然、肩が痛くなって上がらなくなります。
肩の関節は動く範囲が広く、関節の周りにあるさまざまな組織に炎症が起こり、発症します。老化が原因の一つと言われていますが、はっきり分かりません。肩関節に見えない傷(ダメージ)徐々に炎症を起こしています。長年のダメージが少しずつ溜まって、無理な動作や姿勢が引き金となって症状が出てくるケースを多く見てきました。
夜、ズキズキと痛んで、痛みで目が覚めるほど痛みが強く出るのが特徴です。
レントゲンで「異常なし」と判断されたのは、肩の関節そのものには異常はなく、関節の周りの組織に傷や炎症が起こっているからかもしれませんね。
②五十肩と思ったら「五十肩症状セルフチェック方法」を試してみよう。
当院で用いている、超簡単な”五十肩症状チェック”をご紹介しますね
【五十肩症状チェック】
1)腕が上がりにくい
2)夜間に痛みが強く出る。
3)姿勢が良くない
4)肩の関節が急に痛む時がある。
5)1ヶ月以上、痛みが続いている。
今回の女性の場合は1)から5)まですべてが当てはまっていました。
2)ですが、すぐに眠れるものの途中、右肩の前側が痛んで目が覚めるとのこと。
3)ですが、右肩をかばっていたためか、左膝が痛くなったり、首こり、肩こりの症状もあり姿勢のバランスが崩れてしまっていました。
当院では歪んだ姿勢を整え、体を柔らかくする整体を行うことで、肩の関節の動きは広がりました。
しかし、右肩の前側の痛みだけがなかなか取れない状態が続きました。
次にご自身で次のセルフケアを行うことで痛みも徐々に解消することができます。
焦らず慌てずじっくり治していきましょう。
③注射やロキソニンに頼らない五十肩の治し方。肩の痛みを解消するストレッチとは!?
治療直後から肩の動きがよくなりました。そして、手を背中に回した時の痛みも軽減しました。
そのポイントは実は”皮膚”にあります。
実際行った治療は、ごく柔らかい刺激で、
・右腕の皮膚を動かす。
・肩関節の動きをスムーズにする
を目的に行いました。これは、ご自身で行うこともできます。
↓
1.腕の皮膚を動かすセルフケア
立った姿勢、または座った姿勢で、右肩を痛めている場合は左手を使って腕を握ります。
内から外、外から内と腕をねじります。
交互に10回ずつ動かしてみましょう。
こちらのセルフケアは1日2回。朝と晩の1回ずつ行ってください。
ぜひお試しください。
まとめ
五十肩の原因や症状について解説しました。
五十肩は肩の関節の周囲の炎症や傷が生まれる可能性があるということでした。
さらに、五十肩を解消するセルフケアを一緒に試しましたね。
それでもまだ肩の痛みが治らない、手が背中に回らない、調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと
考えています。
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【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】