5月なのに真夏日で頭痛、だるい、などの体調不良…この時期の暑さ対策でできることとは
2023年05月24日
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、急な暑さでぐったりして体調不良…とお悩みのご相談があったからです。
詳しく聞いて見ると、5月なの気温が30度近くになり、体がついていけず、だるさや頭痛が起こっている様子でした。
今回のブログでは、この時期(5月)の急な暑さ対策ついて解説して、セルフケアまで紹介していきます。
大丈夫ですよ!私と一緒に解消していきましょう!
話の内容はこちら
①今年は5月が暑い!?暑さによる体調不良について
②最近よく聞く”暑熱順化”って何?
③今からできる急な暑さ対策 “暑熱順化トレーニング”について
それでは話を進めますね。
①今年は5月が暑い!?暑さによる体調不良について
5月なのに30度を超える真夏日で、熱中症になり救急搬送が多いとテレビ報道でも耳にしました。
姫路市の小中学校では、以前までは運動会シーズンといえば9月でしたが、9月に運動会の練習をすると暑さで熱中症になる危険性が
あることから、5月に実施する学校が増えました。
しかし、その5月でも暑くなってきて、この時期の熱中症が増えています。
地球温暖化や日本列島の亜熱帯化が原因なのでしょう。どこまで暑くなるのでしょうか。
熱中症は命に関わる危険がありますので、以下の症状がある場合は注意です。
水分補給して適度に休息してくださいね。
(熱さによる体調不良の症状)
めまい、立ちくらみ、頭痛、ほてり、筋肉痛、けいれん、体のだるさ、吐き気、体が熱い、呼びかけに反応しないなど…
②最近よく聞く”暑熱順化”って何?
最近、暑熱順化(しょねつじゅんか)という言葉をよく聞くようになりました。
暑熱順化とは、体が暑さに慣れることです。暑い日が続くと、体は次第に暑さに慣れて、暑さに強くなります。
この時期の急な暑さで体がついていけず、体温を調節する機能がうまく働かないと、体内に熱が溜まって体温が上昇し、
熱中症が起こりやすくなります。
人は、体を動かすことで、体内で熱が作られて体温が上昇します。すると、汗をかいたり、心拍が早くなって
熱を逃し、体温を調節しています。
暑熱順化がすすむと、汗をかいたり、皮膚の血の流れが増えたりして体内の熱を逃しやすくなります。
体を暑さに慣れさせることが大切なのですが、運動や入浴をするなどで汗をかき、徐々に慣れていきましょう。
(暑熱順化に有効な対策)
ウォーキング、ジョギング、サイクリング、筋トレ、入浴など
③今からできる急な暑さ対策 “暑熱順化トレーニング”について
最近、消防隊員やアスリートを対象に暑さに慣れる”暑熱順化トレーニング”が行われることが多くなりました。
参考になることもとても多いので、少しだけご紹介しますね。
暑熱順化トレーニングとは、まだ気温が高くない時期から暑い環境を体験して、体を暑さに慣らすトレーニングのことです。
消防隊員やアスリートなら激しいトレーニングを行なっているのですが、一般の方なら、そこまで激しいことをしなくても全然OKです。
暑さに慣れていく時は意識的に水分を摂りましょう。
ここでは暑さに慣れていく時の水分補給についてご紹介します。
(暑熱順化する時の水分補給のポイント)
・運動する時はスポーツドリンクが良い。
・喉が渇く前にとる。飲み過ぎに注意。
・暑熱順化トレーニングを開始する時は普段より少し多めに摂る
・水分の温度は冷たい方が吸収が早い
・トレーニング中はこまめに少しずつ摂る
【参考資料】
熱中症ゼロへ
国立スポーツ科学センター 暑熱対策プロジェクト
https://www.jpnsport.go.jp/hpsc/Portals/0/resources/hpsc/kenkyu02.pdf
まとめ
今回は5月の急な暑さによる症状について解説しました。
急な暑さには暑熱順化という暑さに慣れることが必要とのことでした。
さらに、暑熱順化でできること、水分補給などもご紹介しましたね。
それでもまだ急な暑さによる症状で調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと考えています。あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
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【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】