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高齢女性が孫の世話で疲弊し長引く腰痛に…そんな時の治し方とは?

2022年11月04日

腰痛

 

孫の面倒を見ると腰痛が起こって疲弊してます。どうしたらいいの?

 

こういったお悩みはありませんか?

 

今回のブログをご覧になることで、孫の世話をしていて腰痛を頻繁に起こす方の

 

辛い症状を解消することができます。

 

お悩みの方の参考になりましたら幸いです。 

 

皆さんこんにちは。

 

兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。

 

 

 

 

このブログを書いたきっかけなんですけども、60代女性の患者さん(Yさん)から、

 

「生後6ヶ月の孫(男児)の世話をしていて腰痛が長引いている。」

 

と、お悩みの相談がありました。

 

Aさんに詳しく聞いてみると、

 

「娘が遠方の仕事があると週に2~3回、お泊まりで生後6ヶ月の孫を連れてきて、

私が世話をしている。孫を抱くから大変……」

 

とのことでした。

 

今回のブログでは、高齢女性が孫守りで起こる腰痛の理由と、

 

効果的な腰痛解消ポイントについて解説して、セルフケアまで紹介していきます。

 

話の内容はこちら

①子育てや孫の世話って本当に大変

②高齢女性に腰痛が長引く理由について。

③孫の世話で疲弊して長引く腰痛の治し方とは?

 

それでは話を進めますね。 

 

 

 

①子育てや孫の世話って本当に大変。

 

子どもの面倒を見ている人は本当に大変だと思います。

 

特に生後1年未満の乳児の場合は、ほとんど休まることがないくらいですよね。

 

Yさんは普段の家事に加え、ご主人が経営する会社の会計などを手伝っているとのこと。

 

そこに週2~3回、生後6ヶ月の孫(男児)が泊まりに来てYさんが世話をしているそうです。

 

腰痛が起こると、両方の足全体がムズムズする症状にお悩みでした。

 

私もそうなんですが共働きのためやはり両親に頼ることになりますし、

 

両親をアテにして実家の近くに住むケースがとても多いです。

 

孫の世話をして全ての方が腰痛になるわけではありませんが、

 

高齢となり、体力が落ちてくる中で日常生活に支障が出てしまうほど、

 

辛い腰痛の症状にお悩みの方が多いのが実情ではないでしょうか?

 

高齢の方にとって孫の育児は体力的にきつく、出費も増えますし、

 

自由な時間を奪われるなどの負担もあって、

 

最近では、「孫疲れ」という言葉も生まれているそうです。

 

では、どういったことが原因で孫守りによる腰痛が起こるのでしょうか?

 

 

 

②孫守りをする高齢女性に腰痛が長引く理由について。

 

Yさんは

 

「孫を抱っこするから腰が痛い」

 

「台所に長時間立っていると腰が痛くなる」

 

「Yさんご自身の腰の痛み、孫の夜泣きで夜ゆっくり寝られない」

 

「おむつを替えるとき前かがみになるのと腰がきつい」

 

などのお悩みを抱えておられました。

 

最近の高齢の方は見た目が若くて、活動的な人が多いため、

 

子どもから、体力や気力が有り余っていると勘違いされやすいかも知れません。

 

あてにされて「フルタイム」で孫の世話をすることになる祖父母たちは、

 

実は子どもたちの晩婚・晩産化などで、以前より10年以上遅く孫の育児を始める

 

ケースが多くなっているようです。

 

でも体力・気力は簡単には続かないですよね。

 

「体力的にしんどいのに行動が制限される」といった不満を抱えて、

 

「孫疲れ」になっている方も多いのではないでしょうか?

 

1.筋力の低下

 

Yさんは細身で小柄な女性でした。抱っこしたり沐浴させるのは

体力的にも相当な負担かと思います。

 

2.女性ホルモン

 

女性の場合、女性ホルモンの低下によって骨粗鬆症(骨の密度が低下して

 

スポンジ状になる)を起こしやすくなります。

 

Yさんの場合は、骨粗鬆症から股関節の変形をきたし、人工関節の手術を

 

されていました。

 

3.姿勢

 

Yさんのお体を詳しく見させていただくと、特有の姿勢の崩れがありました。

 

骨の変形が見られ、背骨が側弯していました。

 

例えば、写真のようなジェンガをイメージしてみてください。

 

 

一個だけで支えられているところが腰だとすると、かなり不安定ですよね。

 

筋力が低下して土台がグラグラした不安定な状態でした。

 

筋力が低下していたら筋トレをすれば、と思われるかも知れませんが、

 

不安定な状態で筋トレをしても余計に悪くしてしまいます。

 

 

③孫の世話で疲弊して長引く腰痛 寝ながら治す治し方とは?

 

1.無理な姿勢は避ける

 

極力、無理な姿勢は避けていただきたいです。育児中は前にかがむことが

 

多くなりますが、少しでも前かがみをしなくていいように工夫できることは

 

工夫したり、減らせるところは減らしてみてください。

 

ミルクを飲ませるときなども気をつけていただきたいところです。

 

床の上で座った状態であぐら座り、横すわりで行うと、背中や腰の筋肉が突っ張って

 

負担になります。楽にミルクを飲ませるなら、背もたれのある椅子に座って

 

行うのが良いでしょう。

 

2.ストレス解消

 

いくら可愛い孫でも、四六時中一緒にいるとストレスも溜まりますよね。

 

慣れていない上、夜泣きで熟睡できなかったり、気疲れしたりして

 

イライラも募りやすいですよね。

 

ストレスが溜まると自律神経のバランスが崩れ、血の流れが悪くなって

 

筋肉も硬くなってしまいます。

 

ストレス解消方法は人それぞれですが、一日7時間以上の睡眠をとるだけでも

 

ストレス軽減になります。ゆっくりお風呂に浸かる、食事に出かける、

 

趣味を楽しむなど。孫さんがいないときくらいは、ご自身の解消方法で

 

ストレスを溜め込まないようにしましょう。

 

3.寝返り

 

寝る時は寝返りを意識してみましょう。

 

 

快適な睡眠をとって、腰痛の不調をリセットするために必要な動きは

 

寝返りなんです。

 

寝返りには血の流れをよくして、体温まで調節する働きがあります。

 

成人の場合、一晩に20~40回寝返りしています。

 

寝返りの効果として”背骨のリセット”、”筋肉の休息”が得られますよ。

 

固すぎる、柔らかすぎるマットは寝返りをしにくくなります。

 

まずは寝返りがしやすくなる環境を整えてみましょう。

 

 

まとめ

孫の世話をして起こる腰痛の理由や治し方について解説しました

 

筋力や女性ホルモンの低下、姿勢などが影響している

 

可能性があるということでした。

 

さらに、孫守りによる腰痛の症状を和らげる簡単な治し方を

 

ご紹介させて頂きました。

 

これらの対策を続けても、腰痛の症状が解消されない、腰痛を

 

繰り返す場合は、他に原因があるかもしれません。

 

お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。

https://lin.ee/OKHMNw4

 

 

【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】

 

 

(監修:鍼灸師 柔道整復師 坪木心吾)

兵庫県姫路市網干区坂出160-3
8:30~19:00(土曜日17:30まで)
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