股関節が痛い。変形性股関節症を手術しないで治す運動療法とは?
2023年01月21日
歩くと股関節が痛い。股関節が突っ張る。変形性股関節症と言われて手術を勧められた。
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、変形性股関節症の辛い症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、来院された66歳の女性患者さん(Tさん)が、
「歩くと右の股関節が痛い。痛みで脚が上がらなくなる。手術を勧められた」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「整形外科でMR I撮影した結果、軟骨がすり減り無くなっている。変形性股関節症と診断された」とのことでした。
今回のブログでは、変形性股関節症について解説して、セルフケアまで紹介していきます。
大丈夫ですよ。私と一緒に解消していきましょう。
話の内容はこちら
①変形性股関節症でお尻周りがズキズキ痛む理由とは。
②変形性股関節症の痛みの解消ポイントとは
③変形性股関節症 手術しないで治す変形性股関節症ストレッチとは?
①変形性股関節症でお尻周りがズキズキ痛む理由とは。
Tさんはなんと20年前から、右のお尻周りがズキズキ痛み、整形外科や整骨院を受診
し、リハビリを続けていたそうです。しかし症状はほとんど変わらなかったそうです。
2人のお子様を立派に育て上げ、5年前にはご主人を見送り、現在は母の介護をしながら、趣味のクラッシックバレエを楽しまれているとのこと。
最近は10分も歩くと右のお尻周りが痛くなってきたり、クラッシックバレエのレッスンではしゃがみにくくなってきており、痛みが増していたそうです。
Tさんは総合病院の整形外科を受診しMRI撮影をしてみると、右側の軟骨がすり減り無くなっていて、変形性股関節症と診断されたそうです。
Tさんは整形外科の医師に手術を勧められたそうですが、「手術は絶対したくない」との思いで、つぼき鍼灸整骨院公式youtubeチャンネルをきっかけに来院されました。
当院にて詳しく検査させていただいたところ、右脚の筋力低下が起こり、体のバランスを崩してしまっていました。
それでも「まだまだクラッシックバレエを楽しみたい」という思いで治療にはとても真剣に取り組まれていました。
②変形性股関節症の痛みの解消ポイントとは
お尻周りの痛みで動くことを控えると、筋力低下が起こり、さらに痛みが増すという悪循環が生じてしまっていました。
しかしウォーキングやランニング、運動などを重力がかかる状態で、強い強度のリハビリを行うとさらに変形を進ませてしまう可能性がありました。
ですので、直接股関節に負担がかからない状態でのリハビリをおすすめしました。
Tさんは「自分でできることは何でもやって早く治したい」という思いで、自己流でついつい強めの強度のトレーニングを行ったり、痛みを伴いながらのリハビリを行なっていたそうです。
はじめTさんは「こんなんでいいの?」と物足りなさそうでしたが、正しいやり方で行うと関節に負担がかかったり、痛みを伴うこともなく効果的に行うことができます。
そして変形性股関節症の症状はすぐに良くなるものではないので、
ゆっくり体の変化を見ながら治療して行くことをおすすめしています。
③変形性股関節症 手術しないで治す変形性股関節症ストレッチとは?
ここでは、カンタンに取り組める変形性股関節症のリハビリ方法についてご紹介しますね。カンタンに取り組めますので、参考にして頂ければと思います。
リハビリでは、
・お尻周りの筋肉を鍛える。
・腰、股関節周りの血の巡りをよくする。
・太ももの筋肉を鍛えて股関節を安定させる。
⑴お尻周りの筋力強化
お尻の筋肉を鍛えることで腰を安定させる効果があります。
1.両膝を立てて仰向けになります
2.足の裏で地面を押すように力を入れ、お尻を浮かせます。
この時、腰が反らないようにお腹に力を入れて、10秒キープ。
3.ゆっくりお尻を下ろす
4.これを10回繰り返す。
⑵股関節ストレッチ
股関節、腰を柔らかくして血の巡りを良くします。
足をもう片方の足に乗せて、背筋を伸ばして前に倒します。
股関節の外側がピンと伸びるのを感じられたらOKです。
20秒間ずつ行なってください。
⑶太ももの内側を鍛えるセルフケア
ボール(バスタオルでもOK)を膝に挟んで20秒間止めます。
これを10回。
症状を和らげたり、予防のためにも行ってみてください。
これを一日3回。朝・昼・晩の1回ずつ行ってください。
まとめ
変形性股関節症の原因や痛みの解消ポイントついて解説しました。
強い強度のリハビリはかえって悪化させる可能性があるということでした。
さらに、変形性股関節症ストレッチも一緒に試しましたね。
それでもまだ股関節の痛みが治らない、調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと
考えています。
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【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】