週3で頭痛…その原因は巻き肩かも。巻き肩チェック法と巻き肩改善ストレッチ
2023年05月17日
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、来院された女性から、「頭痛がひどい…」とお悩みのご相談があったからです。詳しく聞いて見ると、週に3日は頭痛に悩まされているとのことでした。「その原因は巻き肩かも」とのことでした。
今回のブログでは、巻き肩ついて解説して、セルフケアまで紹介していきます。
大丈夫ですよ!私と一緒に解消していきましょう!
話の内容はこちら
①頭痛の原因は巻き肩?巻き肩って何?巻き肩ってどうして起こる?
②仰向けでできる巻き肩セルフチェック方法とは?
③巻き肩改善ストレッチ方法。巻き肩になったとき試したいストレッチとは?
それでは話を進めますね。
①ひどい頭痛の原因は巻き肩?巻き肩って何?巻き肩ってどうして起こる?
当院の近くにお住まいで接客業をされている50歳代女性。
ひどい頭痛にお悩みで来院されました。来院当日もひどい頭痛を訴えておられました。
詳しくお聞きすると週に3日はひどい頭痛に見舞われ、市販の頭痛薬で対処しているそうです。
それでも良くならず、整体でお体を整えて根本的に治したいとの思いを話してくれました。
お体を詳しく見させていただくと、背中が丸くなった”猫背”の状態で、さらに腕が内側に入ってしまう”巻き肩”
が起こりお体のさまざまな動きが制限されてしまっている状態でした。
長年、お仕事で無理な姿勢を続けたために起こっている様子でした。
このような姿勢になると、呼吸がしづらくなり、筋肉が硬くなってしまい、血の流れが悪くなり、
頭部へ十分な酸素が届かず、頭痛が起こっていると考えられます。
巻き肩とは、肩が本来の位置から前方に位置し内側に巻いた状態になることを言います。
横から見ると耳より肩が前にあります。
そして、後ろから見ると肩甲骨が外側に広がっています。
この患者さんは巻き方に加えて猫背まで見られました。
猫背とは、背中が全体的に後ろに弯曲している状態です。
巻き肩の原因になることって?例えば、
日常的に使用しているパソコン。キーボードを打っている姿勢は手のひらが下を向いています。
家事をする時に、包丁で切っている姿勢も、手のひらが下になっています。
字を書く姿勢も両手のひらが下を向いています。
手のひらが下を向き続けていると、自然と肩が内側に巻いてきてしまうんです。
巻き肩の原因って、日常生活の手の使い方にあると考えられます。
これって、本当に仕方がないことですよね。
②仰向けでできる巻き肩セルフチェック方法とは?
ここでは、簡単に巻き肩をチェックできる方法についてご紹介しますね。
誰でも簡単にテェックすることができますので、参考になれば嬉しいです。
⑴寝た姿勢でのチェック法
1.仰向けで寝ます。
2.矢印の場所が床から浮いていませんか?
⑵横向きでのチェック法
1.鏡の前で横向きになります。
上腕のラインと、耳の位置関係を見てください。
上腕のラインが耳の位置より前にきていませんか?
③巻き肩改善ストレッチ方法。巻き肩になったとき試したいストレッチとは?
ここでは、巻き肩で起こるさまざまな不調の方に試してほしい対処法についてご紹介しますね。
当院で実際行った治療を、いつでも誰でも簡単に行えるように改良してものです。
今回ご紹介するセルフケアのポイントは、
・手のひらの向き
・肩甲骨を寄せる
です。
ぜひ一度、お試しくださいませ。
1.【手のひらの向きを意識した深呼吸】
巻き肩の原因は手のひらを下に向けて過ごしていることです。
ですのでセルフケアでは、手のひらを上に向けて大きく深呼吸してみましょう。
深呼吸をして、なるべくたくさん酸素を送ってあげましょう。深呼吸で体内に酸素をたくさん取り込むことで、
酸素から作られるエネルギーを使って硬くなった筋肉を緩めたり柔らかくすることができます。
2.【肩甲骨を寄せる深呼吸】
巻き肩になると肩甲骨が前に来てしまいます。深呼吸をしながら、左右の肩甲骨を近づけてみましょう。
吸った際に寄せて、吐く時に逆の動きをすると効果的です。
まとめ
今回は巻き肩について解説しました。巻き肩は手のひらが下向きを続けると起こるとのことでした。
さらに、巻き肩が原因で肩こりや頭痛、腰痛が起こしやすくなる可能性があります。
そして簡単なセルフケアも一緒に試しましたね。
それでもまだ巻き肩の症状で調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと考えています。
私の経験が皆様のお役にたてたらうれしいです。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
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【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】