2023年01月06日
腰が痛い。圧迫骨折と言われた。どうすればいいの?
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、腰の圧迫骨折の辛い症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、来院された86歳の女性患者さんが、「1年前から腰が痛い。仕事(美容師)や家事が思う通りにできず困る。早く治したい」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「整形外科で圧迫骨折と診断された。…」とのことでした。
今回のブログでは、腰の圧迫骨折について解説して、セルフケアまで紹介していきます。
話の内容はこちら
①圧迫骨折とは?骨粗鬆症との関係は?
②腰の圧迫骨折になった場合の座り方。
③腰の圧迫骨折のリハビリ方法
それでは話を進めますね。
①圧迫骨折とは?骨粗鬆症との関係は?
86代女性のOさん。なんと現役で美容師をされているそうです。
つぼき鍼灸整骨院の近くで50年以上に渡り、美容院を運営されています。声や動作がハキハキされていて、綺麗にお化粧を施されて来院されました。家族で電車で北陸方面に旅行にも行かれたとのこと。初診で来院された時から猫背の姿勢がとても気になりました。
1年前から腰に痛みを感じ、整形外科を受診したところ”圧迫骨折”と診断されました。その後、ペインクリニックにてブロック注射を行ったそうですが、腰の痛みが続き、娘さんの勧めでつぼき鍼灸整骨院に来院されました。
腰の圧迫骨折とは、腰の骨が外部から圧迫されて潰れて変形してしまうことです。
腰の圧迫骨折は骨粗鬆症が原因であることが多いです。
骨粗鬆症って、体の中のカルシウムが不足して、骨がスカスカになり、もろく折れやすくなる状態です。
加齢や、食生活、生活習慣なども関係します。女性の閉経後のホルモンバランスも影響しています。
「年だから仕方がない」とあきらめず、積極的な治療や予防が必要です。
②腰の圧迫骨折になった場合の座り方。
腰の圧迫骨折をした場合、座り方は背もたれがある椅子に深く座るのが最も楽な座り方です。
なるべく骨折した部分に負担をかけないほうがよいです。
背中が丸まった状態で長時間座ったり、勢いよく座るなどは避け、腰が曲がらないようゆっくり座るように心がけてもらえればと思います。
座椅子に座ること、背もたれがない椅子に座ると腰の負担が大きいので避けた方が良いでしょう。
③腰の圧迫骨折のリハビリ方法
ここでは、カンタンに取り組める腰の圧迫骨折のリハビリ方法についてご紹介しますね。カンタンに取り組めますので、参考にして頂ければと思います。
リハビリでは、
・踵の骨に刺激を与えて骨粗鬆症を改善。
・足腰の血の巡りをよくする。
・足腰の筋肉を鍛える。
・踵あげ体操。
手すりや、椅子の背もたれなどに手を添えて、姿勢よく立ち、
踵を上げる⇄下げるを7秒ずつ行う。医師の鎌田實さんが推奨している方法です。
・スクワット
手すりなどを持ちながら、お尻を後ろに落とし、膝が前に出ないように
意識してみてください。
ゆっくりで5回~10回。
・お尻周りの筋力強化
お尻の筋肉を鍛えることで腰を安定させる効果があります。
1.両膝を立てて仰向けになります
2.足の裏で地面を押すように力を入れ、お尻を浮かせます。
この時、腰が反らないようにお腹に力を入れて、10秒キープ。
3.ゆっくりお尻を下ろす
4.これを10回繰り返す。
症状を和らげたり、予防のためにも行ってみてください。
これを一日3回。朝・昼・晩の1回ずつ行ってください。
まとめ
腰の圧迫骨折の原因や座り方ついて解説しました。
腰の圧迫骨折は骨粗鬆症や女性ホルモンと関係がある可能性があるということでした。
さらに、リハビリも一緒に試しましたね。
それでもまだ腰の痛みが治らない、調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと
考えています。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
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いただければと思います。
079-255-8952(予約専用ダイヤル)
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】