再発した膝の痛み…場所は左膝の外側。そんな時の効果的な膝痛ストレッチとは!?
2023年03月04日
膝の痛みが良くなったのに、また再発した…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、再発した膝の痛みの辛い症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、以前、ブログでも紹介させていただいた方で、膝の痛みがすっかり改善した60代の女性患者さん(Hさん)のその後についてです。
美容師をされている方で立っていると「左膝が痛くて20分も立ってられない…「整形外科で軟骨がすり減っていると言われた…」
のですが、その後左膝の痛みはすっかり良くなり、年末年始の忙しい時期は調子良くお仕事ができたそうです。
ところが「また左膝が痛くなった、膝が伸ばせない」と訴えて来院されました。
今回のブログでは、再発した膝の痛みの原因について解説して、セルフケアまで紹介していきます。
話の内容はこちら
①再発したHさんの膝の痛み。場所は左膝の外側。その本当の原因ってなに?
②再発した膝の痛みをサポーターに頼らず解消するポイントとは
③再発した膝の痛みを解消するストレッチとは
それでは話を進めますね。
①再発したHさんの膝の痛み。場所は左膝の外側。その本当の原因ってなに?
60代女性Hさん。姉妹で美容室を経営されている方でそうで、左膝の痛みで来院されていた方なんですが、その後すっかり良くなり、伸びなかった膝が伸ばせるようになり、年末年始の多忙な時期は、左膝の痛みを気にすることなくこなせたとお喜びの声をいただいておりました。
「まだまだ仕事を続けたい」
「息子が大学院に進学したからまだまだ頑張らなくては」
「もうあんな辛い思いはしたくない」
との思いでそして月に1回来院されてメンテナンス治療を続けておられました。
すっかり良くなってから、2ヶ月ほどして再び膝の痛みを起こしたとのこと。
以前と同様、左膝が伸びにくくなっており、膝下に空間ができていて、横から見ると「くの字」の状態でした。
これらの症状から膝の関節が加齢により変形する、”変形性膝関節症”と考えられます。
そして、痛む場所は膝の裏とのこと。膝の裏にはリンパが流れており、冷えて膝のリンパの流れが滞っている可能性もありました。
詳しくお話をお聞きすると、2月上旬に90歳代の実母が体調を崩し救急病院に連れて行ったとのこと。
「寒い中、待合室で長時間座りっぱなしだった。足が冷え切ってしまった」
と教えてくれました。
②再発した膝の痛みをサポーターに頼らず解消するポイントとは
再発したHさんの膝の痛みは、どうやら冷えたことと長時間座りっぱなしだったことが考えられます。
「折角良くなって調子良かったのに…」ととても残念そうでした。
両方の足首の皮膚の色が悪く、黒くなってしまっていました。足首の血の流れまで悪くなっていたのですね。
長時間座りっぱなしになって足が冷える時の対処法は
・1時間に数回でいいので座り直す。
・深呼吸をしてみる。
を行ってみてください。体が一度リセットされて、血の流れまで良くなります。座りっぱなしで起こる不調を防ぐことができます。
次に当院で行った整体治療を家でも簡単で行えるように改良したものをお伝えしますね。
Hさんは「電気治療、鍼、マッサージはしたくない」とのことで、実際は手技のみでお体を整えていく整体を行うことにしました。
治療前は膝裏とベッドとの間に隙間ができていますが、治療後は隙間がほとんどなくなっています。
(治療前)
(治療後)
治療後は「楽!嬉しい」「目線が高くなっている」
とお喜びの声を頂きました。
これらの治療はご自宅も簡単に行うことができますので次にご紹介しますね。
③再発した膝の痛みを解消するストレッチとは
セルフケアでは
・膝裏のリンパの流れを良くする。
・膝のお皿の動きをスムーズにする。
ということを目的に行います。
↓
1.膝裏のリンパマッサージ
長座で座り、両手の親指以外の手を膝裏に当てます。
足先から頭方向にリンパを流していくイメージで10回ゆっくり円を描きます。
2.膝の動きをスムーズにするストレッチ
長座で座り、両手の親指、人差し指で膝のお皿(膝蓋骨)をつまみます。
縦方向10回、横方向に10回動かしてみましょう。
こちらのセルフケアは1日2回。朝と晩の1回ずつ行ってください。
ぜひお試しください。
まとめ
再発した膝の痛み症状について解説しました。
膝の痛みが再発したのは、長時間座りっぱなしだったり、冷えた可能性があるということでした。
さらに、再発した膝の痛みを解消するセルフケアを一緒に試しましたね。
それでもまだ膝の痛みが治らない、繰り返す、調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと
考えています。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
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【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】