台風が近づくと頭痛めまい吐き気が起こる…その原因と対策できることは!?
2022年09月19日
「台風が近づくと、頭痛やめまいが起こる。」
「台風が来ると身体が敏感に反応してセンサーみたいだ。」
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、台風が近づくと起こる頭痛やめまい、
吐き気などの辛い症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、
「台風が近づくと頭痛めまい吐き気が起こる。身体がセンサーのようになっていて辛い…」
と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、
「台風が来る2~3日前から症状が現れ、仕事や日常生活まで支障が出る」
とのことでした。
今回のブログでは、台風とお身体との関係について解説して、セルフケアまで紹介していきます。
話の内容はこちら
①台風が来る時に天気予報でよく聞く低気圧って一体何なの?
②台風で頭痛めまい吐き気が起こるのは最近よく聞く”気象病”が原因?
③低気圧が近づく時に前もってできるセルフケアとは?
それでは話を進めますね。
①台風が来る時に天気予報でよく聞く低気圧って一体何なの?
気温とか、湿度とか、天候なら誰でもわかるものですし、ピンとイメージできですよね。
しかし、気圧って聞いてもよくわからないですよね。
気圧って、”空気の圧力”のことです。
もう少しわかりやすく言うと
”空気の重さ”
と言い換えることができます。
空気には重さがあると言われてもまるで実感がありませんが、
実際、空気には1リットルあたり、約1.29グラムの重さがあります。
空気は、地面からおよそ80キロメートルの高さまで存在しています。
だから、地面に近づくほど空気の量が多くなり、
それだけ空気の重さ=気圧も高くなります。
上空へ行けば行くほど空気の量は少なくなり、空気の重さ=気圧も低くなる
これが「空気が薄い」状態。
高気圧とは、まわりの気圧と比べて高いところ
低気圧とは、まわりの気圧に比べて低いところ
相対的な関係で高気圧、低気圧と呼んでいるのです。
②台風で頭痛めまい吐き気が起こるのは最近よく聞く”気象病”が原因?
気象病とは、気温、湿度、気圧、そして天候の変化によって
心身にさまざまな不調が現れる病気です。
もし、台風が近づくと、頭痛、めまい、吐き気などが起こるなら
それは”気象病”かもしれませんね。
しかし、最近は気象予報が発達して、台風の接近は1週間も前から
わかるようになりました。
台風じゃなくても暑さ寒さや雨なども事前にある程度はわかりますし、
対策することは十分可能です。
だから、気象病はすでに予防できるものなんです。
頭痛が起こると鎮痛薬でしのいでいる方もいらっしゃるかもしれません。
薬だけに頼らず、日頃から自律神経を鍛えるとともに、
低気圧が迫ってきたらリラックスを心がけることが大切です。
そのためにはアロマを炊いたり、お風呂にゆったり浸かることで副交感神経を
優位に知って早めに寝る、これにつきます。
特に眠りの質をよくするためには、夜、湯船に浸かることは欠かせないんです。
入浴は寝る90分前に済ませると眠りやすくなります。
寝る前は、スマホを控えたり、アルコールは控えた方が良いです。
ただし、低気圧が去った後は交感神経が積極的に働くよう、身体を積極的に動かしましょう。
③低気圧が近づく時に前もってできるセルフケアとは?
私たちの体は全身で気圧変化の影響を受けています。
特に気圧の変化を感じ取っている器官は耳だと考えられています。
セルフケアでは
・耳の血の巡りをよくする。
・耳周囲の筋肉を柔かくする。
・リラックスして自律神経を整える
ということを目的に行います。
こちらは、動画で詳しく解説しています。
1分程度で簡単にできますので、是非、試してみてください。
↓
こちらのセルフケアは朝、昼、夜の1日3回行ってください。
台風が来る前に事前に行うと予防できますよ。
ぜひお試しください。
まとめ
台風が近づくと頭痛、めまい、吐き気が起こる症状について解説しました。
台風と症状との関係は低気圧、耳が影響している可能性があるということでした。
さらに、症状を解消するセルフケアを一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、症状が解消されない場合は、
他に原因があるかもしれません。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
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【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】