2022年10月26日
「理容師(美容師)の仕事をしていて、年に何度もギックリ腰が起こる。どうしたらいいの?」
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、理容師、美容師の仕事をしていて、ギックリ腰を頻繁に起こす方の辛い症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さん(Gさん)から、
「理容師の仕事をしていて、年に何度もギックリ腰を起こす。」
と、お悩みの相談がありました。Gさんに詳しく聞いてみると、
「年末年始や新学期の時期などで多忙になると必ずと言っていいほどギックリ腰を起こしている…」
とのことでした。
今回のブログでは、理容師のお仕事で起こるギックリ腰の原因と、効果的なギックリ腰解消法について解説して、セルフケアまで紹介していきます。
話の内容はこちら
①美容師、理容師は超激務な仕事。慢性的なストレスと腰痛を抱えていた!
②ギックリ腰になった時にやらないほうがいいこととは
③ギックリ腰の治し方 効果的なツボ刺激とは!?
それでは話を進めますね。
①美容師、理容師は超激務な仕事。慢性的なストレスと腰痛を抱えていた!
このブログを書いている私自身も昨年子どもをおんぶしながら庭の草引きをしてひどいギックリ腰を起こし辛い経験をしました。
ギックリ腰が起こる大きな要因は、普段の姿勢の悪さに加え、長時間同じ姿勢を続けるなど日常の生活習慣から生まれている
ケースを多く見受けます。
男性なら月イチくらいで理髪店に通う方が多いかと思います。
大事な行事前にもカットに行く方が多いですよね。
私は、実はGさんのお店にお客として通っていました。
とてもおしゃれなお店で、完全予約制でGさんが一人で対応してお一人お一人のお客様に丁寧な対応をされていたのが好印象でした。
他店よりもっと高額なのですが、金額に見合った良いサービスだと感じて私は気に入って通っていました。
Gさんが、電話対応、カット、洗髪、毛染め、髭剃り、セット、お会計、掃除など全てのことを一人でこなしておりました。
特に洗髪する時は前かがみになりながら腰を捻る動作をしていて、とても辛そうでした。
一日の予約枠が埋まるほど多忙で、休日も店に掃除に来られており、あまり休息できてない様子で大変そうでした。
そして、多忙になると必ずと言っていいほどギックリ腰を起こしているそうでその度に、お客様のご予約をお断りしてお店を閉めているとのことでした。
②ギックリ腰になった時にやらないほうがいいこととは!?
まずはギックリ腰を起こさないように、日頃から身体を整えておくことが大切ですが、
もしギックリ腰を起こした時に、やらない方がいいことや、
最短で治す方法をピックアップしてみますので、最後まで目を通していただければと思います。
【やらない方がいいこと】
1.安静にする
安静にするとかえって治りを遅らせてしまいます。
以前のブログにもご紹介したことがありますが、
http://tsuboki-shinkyuseikotsuin.com/blog.html?blog_id=79
安静にするより、むしろ積極的に動かした方が、回復が早いことを私自身が身を持って体感しています。
2.患部を冷やす
患部を冷やすと、スッーと清涼感があって、楽になったかのような錯覚がありますが、科学的な根拠に乏しく、最近の研究では温めることを推奨しています。
3.強刺激でマッサージ
腰に強い炎症がある場合、強い刺激のマッサージを行うとかえって悪化します。
患部の皮膚をさする程度の刺激に留めましょう。
③ギックリ腰の治し方 効果的なツボ刺激とは!?
ギックリ腰が起こってしまった場合の、効果的なツボ刺激をご紹介します。
手の甲にある「腰腿点(ようたいてん)」というツボです。
ギックリ腰の症状を徐々に和らげてくれる効果が期待できます。
手の甲にあって、人差し指と、中指の骨の間を手首の方向へたどっていくと、
両方の骨に当たる凹みが「腰腿点(ようたいてん)」というツボ。
反対側の人差し指の先で、20秒程度グリグリと押して刺激してみてください。
押すだけでも効果はあるのですが、実際に腰をゆっくり動かしながらツボ刺激
するとさらに効果的です。
腰の患部に直接アプローチするよりもまずは手にあるツボを刺激するだけで治まる可能性がありますので、ぜひ試して頂ければと思います。
これなら、ギックリ腰になりそうな時、腰にピリッと痛みが走った時など、理容室の中で、その場で簡単に行うことができますよね!
まとめ
理容師や美容師さんがギックリ腰が起こる原因と、もしギックリ腰を起こした時に、やらない方がいいことや、最短で治す治し方について解説しました。
ストレスや無理な姿勢などが長時間同じ姿勢を続けたり、間違った治療法が影響している
可能性があるということでした。
さらに、ギックリ腰の症状を和らげる簡単なツボ刺激を一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、ギックリ腰の症状が解消されない、ギックリ腰を繰り返す場合は、他に原因があるかもしれません。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。→https://lin.ee/OKHMNw4
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】