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右手首の腱鞘炎。小指側が痛い場合のストレッチとテーピングの巻き方

2024年03月27日

手首の痛み

(目次)

1.右手首の腱鞘炎で小指側が痛い。しかし腫れなし。そこには何があるの?

2.右手首の腱鞘炎。小指側の痛みを解消するためのポイント

3.右手首の腱鞘炎。小指側の痛みを解消するために取り組む対処法

a.ストレッチ

b.テーピングの巻き方

4.右手首の腱鞘炎(小指側の痛み)でお悩みでしたらお早めにご相談ください。

 

 

 

 

1.右手首の腱鞘炎で小指側が痛い。しかし腫れなし。そこには何があるの?

 

 


 

 

こんにちは。兵庫県姫路市でつぼき鍼灸整骨院を開業しています、坪木心吾です。

 

 

 

 

この度は「右手首の腱鞘炎で小指側が痛い」「痛みが半年間続いている」「手首の動きが制限されてしまう」という症状で男性が来院なさいました。

 

男性は施術とともに日常生活のあることに取り組まれて右手首の痛みを解消されました。

 

現在、お仕事をしながら、子どもと遊んだり、野球やソフトボールなどの趣味に取り組まれています。

 

一体どんなことに取り組んだのか?詳しくブログにまとめました。

 

もし、右手首の腱鞘炎で小指側が痛い症状でお悩みでしたらこの度のブログがお役に立てると考えています。ぜひ最後までお読みください。

 

大丈夫ですよ!私と一緒に解消しましょう。

 

30歳代の男性はカイロプロテクター。お身体のマッサージや足ツボなどの施術を行なっていらっしゃいます。

 

体重が100キロ以上ある大柄なお客様を施術し、右手首を使って全体重を荷重した時に、右手首に激痛が走ったそうです。

 

 

 

その痛みが6ヶ月続いているとのこと。「腫れていないしそのうち治るだろう」と思っていたけど、なかなか治りませんでした。

 

ここまで長引いてしまうと、とてもお辛そうでした。手を使うお仕事ですので、治りにくくて無理もないことですよね。

 

男性のお体を見させていただいたところ手首の小指側にある、軟骨などで構成される(TFCC:三角線維軟骨複合体)の損傷を疑いました。

 

 

2.右手首の腱鞘炎。小指側の痛みを解消するためのポイント

 

 


 

 

軟骨などで構成されている(TFCC:三角線維軟骨複合体)って何かと言いますと、手首の小指側にあって、手首を安定させたり、支えたり、クッションのように衝撃を吸収する働きがあります。

 

手首の小指側に車のサスペンションのような衝撃吸収装置があるとイメージしてみてくださいね。

 

 

 

 

転倒などで手を着いて強い衝撃が手首にかかったり、手をよく使うお仕事などで繰り返し外力がかかると、サスペンション(TFCC)にダメージが加わり、損傷してしまうことがあります。

 

男性は手を酷使されるお仕事で「手首で全体重を荷重した時に、右手首の小指側に激痛が走った」とのことでした。

 

手首を回したり、重いものを持ったりすると痛みが出やすく、過去に当院に来院された患者さまの中では鈍い痛みが長期間続くケースを多くみてきました。

 

しかし、今回の男性の場合はある点に着目し取り組んだことで、2週間程度で痛みが半減してお仕事に支障なく取り組まれています。

 

それは”肘”でした。

 

手首の痛みをかばうあまり、肘の動きが硬くなり動きにくくなってしまっていたのです。

 

肘の動きを良くするだけで、手首の痛みを短期間で半減することができたのです。次にその方法についてご紹介します。

 

 

 

 

3.右手首の腱鞘炎。小指側の痛みを解消するために取り組む対処法(ストレッチ、テーピング)

 

 


 

 

ここでは男性に取り組んでもらった対処法についてご紹介しますね。どれも簡単に取り組めるものばかりですので、活用してもらえればと思います。

 

 

【肘のストレッチ】

 

・屈伸

1.もう一方の手で、肘のすぐ下の部分を挟みます。

 

 

 

2.手の平を伸ばす

 

3.肘を伸ばす→曲げる(直角に)

 

 

4.3.を10回繰り返す

 

 

・回旋動作

 

1.もう一方の手で、肘のすぐ下の部分を挟みます。

 

 

2.手の平を伸ばす

 

3.手の平を内側→外側へ回旋させる

 

          

 

4.3.を10回繰り返す

 

このストレッチは朝・昼・夜の1日3回行なってください。

 

 

 

 

【B.テーピングの巻き方】

 

ここでは手首の小指側に負荷がかからないようなテーピングの巻き方についてお伝えしますね。

 

お一人でも貼れる方法ですが、それでも難しいと感じたら周囲の人に手伝ってもらってください。

 

5センチ幅のキネシオテーピング(伸縮するもの)をご用意ください

 

20センチ程度の長さに切り、先端5センチに切り込みを入れてYの字になるようにする

 

親指と人差し指を開いた状態をつくる

 

 

切り込みを親指に巻き付け、手首~前腕まで貼る ↓

 

       

 

20センチ程の長さのテーピングを手首に巻きます。

 

 

      

 

 

 小指側への動きが制限されているか確認してください。

 

 

※テーピングは引っ張りすぎないように(弛まない程度の軽いテンションで)、端は引っ張らず肌に置くように貼るようにしましょう。

 

 

このテーピングは1日1回張り替えるようにしましょう。かゆみが出たり肌荒れを起こしたら控えるようにしてください。

 

今回のブログ投稿にあたり、私自身の手首にテーピングを巻いてみました。手首の小指側の負担が明らかに軽減されていましたので

 

効果がある方法であることを体感しました。

 

 

4.右手首の腱鞘炎(小指側の痛み)でお悩みでしたらお早めにご相談ください。

 

 


 

 

最後までブログをご覧いただきありがとうございました。

 

もし、手首の腱鞘炎(小指側の痛み)でお悩みでしたら、この度のブログが症状を軽減するきっかけになるかもしれません。

ですが、手首の腱鞘炎(小指側の痛み)による症状が長引くようでしたら、整体治療や、微弱電流治療、鍼灸治療などがお役に立てるかもしれません。

 

そんな時はお気軽にご相談ください。

 

(監修:柔道整復師・鍼灸師 つぼき鍼灸整骨院院長 坪木心吾)

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