2023年10月03日
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、来院された患者さんが、
「朝夕涼しくなると体がだるくて鼻炎気味。毎年秋になると起こるんです。」と、お悩みの相談がありました。
10月に入り今日は最低気温14度、最高気温が26度と気温差が10度以上あり、鼻炎やだるさ、下痢便秘など体調不良を訴える人が多くいらっしゃいました。
今回のブログでは、秋の寒暖差からくる体調不良の症状について解説して、セルフケアまで紹介していきます。
話の内容はこちら
①秋の体の不調(寒暖差疲労)はなぜ起こる?
②秋の寒暖差による不調(寒暖差疲労)には食べ物が味方!
③秋の寒暖差による不調(寒暖差疲労)の治し方とは
④まとめ
それでは話を進めますね。
①秋の体の不調(寒暖差疲労)はなぜ起こる?
秋がやってきて、朝晩の気温差が激しくなります。その寒暖差が激しいと体がだるくなる、頭痛、肩こり、下痢便秘、鼻炎などの不調が起こることがあります。急に朝夕が涼しくなったせいで、体の不調を訴えて来院される人が多くいらっしゃいます。なぜなのでしょうか?
秋の不調は、寒暖差が大きいと起こりやすくなるもので、寒暖差疲労って呼ばれています。
それは、体が寒さと暖かさとの間でせめぎ合っているからです。まるで冷たい冬と暖かい夏が一緒に来るような感じで、体が緊張して、筋肉が硬くなってしまいます。こわばった体は不調の原因になります。
体温を調節する自律神経の機能が過剰に働いてしまい、様々な不調が出てしまいます。
自律神経って、交感神経と副交感神経からできていて、車でいうとアクセルとブレーキのような関係性で体を調節しています。ところが、1日に10度以上の温度差があると、調節が間に合わず、体に様々な異常が生じてしまいます。
車に乗っていて運転手がアクセルとブレーキを頻繁に繰り返すと、めまいがしたり気分が悪くなりますよね。寒暖差疲労でも同じことが起こっています。
(寒暖差疲労の具体的な症状)
だるさ、めまい、不眠、むくみ、鼻炎、頭痛、吐き気、腰痛、頭痛、下痢、便秘などです。
②秋の寒暖差による不調(寒暖差疲労)には食べ物が味方!
秋の体調不良は寒暖差が原因であることが多いのですが、体のだるさや眩暈、鼻炎などの辛い症状を解消するには休息と健康的な食事が大事です。寒暖差に負けず、元気に秋を楽しみましょう!
食事が体調の味方になります。食事はまるで体を整えるエネルギー源となります。バランスの取れた食事を摂ることで、体の免疫力を高めて寒暖差に強くなります。
ビタミンCと亜鉛
ビタミンCと亜鉛は免疫システムをサポートし、体を病気から守るのに役立つ栄養素です。したがって、これらの栄養素を適切に摂取することは、秋の体調不良を予防し、健康を維持するのに役立ちます。
(ビタミンCが含まれるもの)
レモン、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、トマト、イチゴ、パイナップル赤ピーマン、ブロッコリーなど
(亜鉛が含まれるもの)
赤肉(牛肉、羊肉)
豆類(大豆、レンズ豆、)
豆腐、カボチャの種
ナッツ、豆類を食べて、免疫力を高めましょう。
③秋の寒暖差による不調(寒暖差疲労)の治し方とは
- 水分補給: 体調管理において水分は欠かせない要素です。水分の補給は体のコンディションを整える作用を助けます。一日に1.5~2リットル程度の十分な水分を摂り体を潤しましょう。喉が渇く前にこまめに摂るのが理想です。
ストレッチとリラックス:
毎日少しの時間を取り、体をストレッチしてみてください。首周りに自律神経が多く集まっているため、首まわりをよくストレッチしてみてください。ゆっくりと深呼吸をし、体をリラックスさせましょう。
ストレッチは両手を後頭部に添えて、手の重みで下を向くと、首の後ろの筋肉が伸ばされます。
これを20秒。
深呼吸は座った状態で両手を広げ、3秒吸う、6秒吐くを5-6回程度続けてみてください。
これらを朝、昼、夜の一日3回、行ってくださいね。
温かいお風呂:
温かいお風呂にゆっくりつかり、体を温めましょう。これによって筋肉がほぐれ、こわばりが緩和されます。40度程度のお湯にトータルで10~15分程度浸かるのが理想です。
充分な睡眠:
良い睡眠はまるで戦士たちが安らかな夜を過ごすように、体を回復させます。毎晩充分な睡眠をとりましょう。1日7時間以上眠ることが理想。毎晩眠っている間に脳の水圧洗浄を施してくれます。
軽い運動:
血の流れを良くしたり、筋肉を動かすことで自律神経を整えることができます。ウォーキングやヨガなど、適度な運動を取り入れましょう。やり過ぎるとかえって疲労につながりますので、30分程度に留めましょう。
【youtube動画】秋の体調不良は寒暖差疲労?寒暖差疲労の治し方とは
④まとめ
秋の寒暖差からくる体調不良の症状について解説して、セルフケアまで紹介しました。
それでもまだ秋の寒暖差からくる体調不良にお悩みで調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと考えています。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
→
同じような症状でお困りでしたら当院にて対応しておりますので、お電話にてご予約
いただければと思います。
079-255-8952(予約専用ダイヤル)
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】