デスクワークでクーラー病。漢方薬や鎮痛薬に頼らない対策方法について
2023年06月17日
・これからの時期の冷房が苦手。
・一日中冷房がかかった職場で過ごす
・冷房や扇風機の冷気に当たるとだるくなる。
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、デスクワークによるクーラー病のつらい症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「職場のデスクは一日中冷房がかかっていて、腕や脚がだるくなる…」
と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「冷房の冷気が直接当たる場所にデスクがある。冷房を使う時期は本当に辛い…」とのことでした。
今回のブログでは、クーラー病の原因について解説して、セルフケアまで紹介していきます。
【話の内容はこちら】
①クーラー病ってなに?自律神経との関係。
②デスクワークでのクーラー病を解消するポイントとは
③デスクでできる、漢方薬や鎮痛薬に頼らないクーラー病の治し方
それでは話を進めますね。
①クーラー病ってなに?自律神経との関係。
梅雨の中休みで真夏のような暑さになっていますね。当院でも早速、冷房を入れております。私が学生時代、授業中の暑い時期は冷房を入れるのですが、男性陣は暑がって冷房の設定温度を下げ、女性陣は寒がって腕や肩をこすりながら、設定温度を上げるという攻防戦が起こっていいました。
女性陣の多くはどうやらクーラー病のようでした。
私たち人間は暑くなると、汗をかいたり、血管が開いたりして熱を逃し、寒くなると血管が縮んで熱が逃げないようにしたり、ふるえで熱を作るなどして自律神経の働きによって調節されています。
だけれど、冷房で体を冷やしすぎてしまうと、自律神経の働きが悪くなってしまい、うまく体温調節ができなくなってしまいます。
クーラー病の症状、は頭痛、だるさ(倦怠感)、のぼせる、手足の冷え、頭痛、めまい、肩こり、吐き気、便秘、腹痛、下痢などが生じます。
②デスクワークでのクーラー病を解消するポイントとは
私が学生時代、男性陣と女性陣で設定温度の攻防戦が起こっていたのは、男性よりも女性の方が基礎代謝が低くて、脂肪の量が多いので、冷えやすくクーラー病にかかりやすいことが考えられます。
(クーラー病対策の服装)
薄手の長袖(カーディガンなど)などを羽織って体が冷えないようにしてみましょう。
体の中心部を冷やさないことがポイントです。
(クーラー病対策のクーラーの設定温度)
クーラーの設定温度は24-27度くらいに設定し、下げすぎないのがポイントです。28度ではむしろ暑く感じ熱中症にかかる危険もありますので、おすすめしません。
はじめは設定温度は下げて一気に冷やすのもOKですが、ある程度冷えると適温にしましょう。
また、ずっと冷房が効いた室内にいると、体は冷えた状態に慣れてきます。1-2時間過ごした後は、換気したり、軽く体を動かしてみましょう。
(クーラー病対策の食べ物、飲み物)
アイスクリームやジュースなど冷たいものを避けて、体を温める作用があるじゃがいも、玉ねぎ、生姜などを取り入れてみましょう。
(クーラー病対策の生活習慣)
普段から、まだ暑さがマシな早朝や夕方などに散歩やジョギングなどで血の流れを良くしましょう。そうするとクーラー病にかかりにくくなります。
暑くなると、サッとシャワーで済ませることが多くなりますが、1日1回は湯船に浸かって体を温めましょう。40度のお湯に15分間が理想です。
③デスクでできる、漢方薬や鎮痛薬に頼らないクーラー病の治し方
ここでは漢方薬や鎮痛薬に頼らない、デスクでできるクーラー病の治し方についてご紹介しますね。簡単なセルフケアとなっております。
・踵の上下運動
1.座った状態で背筋を伸ばして姿勢をよく。
2.1.の状態から踵を上げる。
3.踵を下げる
2.3.を30回繰り返す。
1.座り直し
”お尻の筋肉は体のエンジン”だととらえています。
お尻のエンジンは”立つ””座る”といった動作でスイッチオンになる筋肉です。デスクワークで座りっぱなしというのはお尻のという大切なエンジンがずっとオフになっている状態です。理想は、座りっぱなしを避けて30分に一回は立ちましょう。そして座り直すことです。
・ブラブラ体操
強制的に手足の血の流れを良くして心臓へ戻す効果があります。
上向きに寝て両手両足を上げ、ブラブラ30回してみる。
これだけで指先、足先の血の流れが良くなります。
(こちらのセルフケアは1日2回。デスクワークの休憩時間などに行ってください。)
まとめ
クーラー病の原因と解消ポイント、簡単なセルフケアをお伝えさせて頂きました。
解消方法がよくわからない。
それでもまだ調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ
適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと
考えています。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
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【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】