暑い夏の体調。夏バテ解消ポイントと夏バテを感じた時に試したい治し方
2023年08月02日
・さすがに暑すぎて、何もやる気が出ない。
・暑くて食欲がなく冷たいものばかり食べている。
・1日中冷房が効いた部屋にいると頭痛や肩こりがする。
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、夏バテを解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「体がだるくてしんどい」
と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「ここまで暑いと体がだるくて何もする気が起こらない…」とのことでした。
今回のブログでは、夏バテ解消ポイントや夏バテ解消法について解説します。
話の内容はこちら
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夏バテ症状ってどんなの?夏バテ症状チェック法
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夏バテ症状の解消ポイント 夏バテ解消には〇〇!
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夏バテ症状を感じた時に試したい治し方
それでは話を進めますね。
夏バテ症状ってどんなの?夏バテ症状チェック法
つぼき鍼灸整骨院がある兵庫県姫路市では、連日、”熱中症警戒アラート”が発令されています。不要不急の外出は控えている方も多いのではないでしょうか?そして気温40度に迫る暑さだと、疲れやだるさを感じている方も多いと思います。ここでは夏バテチェックリストを作成しました。
これらの症状が複数ある場合は夏バテにかかっている可能性があります。
【夏バテ症状チェックリスト】
①疲れやすい、体がだるい
②食欲がない
③集中力が低下する。
④夏風邪をひく。
⑤下痢・吐き気がある
⑥汗をかきやすい。
⑦日中、眠気がある
⑧頭痛、めまいがある。
夏バテ症状の解消ポイント 夏バテ解消には〇〇!
夏バテは自律神経の乱れから起こります。自律神経は、交感神経と副交感神経からなり、
・交感神経は活動を司る「昼の神経」、
・副交感神経は休息を司る「夜の神経」
交感神経と副交感神経の働きを昼と夜でうまく入れ替えることが夏バテ解消の秘訣です。
しかし、これだけ暑い日が続くとこの自律神経の調節機能に狂いが生じます。
その結果、体のだるさ、不眠、食欲不振、やる気が出ない、下痢・便秘、むくみなど、夏バテの症状が現れます。
夏バテを防ぐには、自律神経を整え、昼と夜の切り替えをしっかり行うことが大切ですが、そのために最も重要なのは「睡眠」です。
次に、質の良い睡眠をとる方法についてお伝えしますね。
夏バテ症状を感じた時に試したい治し方
ここでは睡眠の質を高めて自律神経を整える方法についてお伝えします。
⑴エアコンはつけっぱなしで。
就寝時、エアコンはつけっぱなしにしましょう。
室温を約26~28度、風量は「弱」に設定で。
⑵湿度を下げる
エアコンの設定温度は気にする方が多いと思いますが、見落としがちなのが「湿度」です。湿度が高いと体感温度や不快度が高まり、睡眠を妨害します。
寝る前までに寝室の湿度を下げておくと睡眠に良い効果があります。
⑶睡眠90分前入浴
睡眠学の権威、米スタンフォード大学の西野精治教授が推奨している方法。寝る前の90分前に風呂から上がると圧倒的に眠りを深めてくれます。
例えば、午後11時に眠りにつきたい時は9時半までに風呂から上がると寝るまでが90分となります。
お風呂の温度は40度、湯船に浸かる時間は15分が目安です。
深い睡眠に入るためには深部体温(体の内部の体温)を約1度低下させる必要があります。風呂から上がるとその後、気化熱で皮膚温が低下し、続いて深部体温が低下します。
⑷就寝前、就寝後に水分を摂る
実は夏の熱中症の4割は夜間に起こっています。寝ている間にコップ1~2杯程度の汗をかいています。きちんと水分を摂らないと脱水状態になる可能性があります。脱水を防ぐには「寝る前」「寝た後」にコップ1杯の水分を摂りましょう。
⑸冷感素材の寝具に
寝苦しさの最大の理由は実は自分の体温なのです。自分の体温は布団やマットなどの寝具に伝導してその熱が自分に返ってくるのです。
冷感素材の寝具にするだけでひんやりして気持ちがよく、朝までぐっすり眠ることができます。
⑹適度な運動を
夏バテ気味の人は運動不足になりがちです。夏バテで疲れている時こそ、汗が出る程度の中等度の運動が必要になります。
「早歩き」「ジョギング」程度の運動を30分以上行うことで睡眠の質の改善につながります。
まとめ
今回は夏バテの解消ポイント、自律神経を整えて夏バテを解消する方法についてお伝えさせて頂きました。解消方法がよくわからない。それでもまだ調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと考えています。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
同じような症状でお困りでしたら当院にて対応しておりますので、お電話にてご予約
いただければと思います。
079-255-8952(予約専用ダイヤル)
参考文献:樺沢紫苑著「精神科医がすすめるこれからの生き方図鑑」
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】