2024年05月15日
こんにちは。兵庫県姫路市 つぼき鍼灸整骨院 坪木です。
ゴールデンウィークが終わりカレンダーを見るとこの先7月中旬まで祝日がないことにがっかりされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
家族やご友人と楽しく過ごしたゴールデンウィークから落差を感じてしまうのも無理がないことですよね。
この時期「なんとなく体がだるい」「気分がすぐれない」「やる気が出ない」「会社や学校に行きたくない」など、心身の不調を感じておられたら、それは五月病かもしれません。しかしちょっとした心がけでストレスを減らしたり解消することができます。
大丈夫ですよ。私と一緒に解消しましょう!
(お話はこちらから)
・五月病の症状。五月病になりやすい人
・五月病は良い機会。五月病の抜け出し方
・五月病対策。五月病を感じた時の治し方
・まとめ
五月病の症状。五月病になりやすい人
チューリッヒ生命が「2018年4月にビジネスパーソンが抱えるストレスに関する調査」によると、五月病になったあるかという質問に23.3%の人があると回答しました。
https://www.zurichlife.co.jp/aboutus/pressrelease/2018/20180516
つまり、4人に1人が経験しています。仮に自分がならなかったとしても家族や友人、同僚がかかる可能性は非常に高いのです。
私たち人間って環境の変化にとてももろいんです。
新しい環境や新しい仕事、人間関係にさらされると多くの精神的エネルギーを使います。ストレスや疲れの影響が4月の年度替わりからちょうど1ヶ月~1ヶ月半後くらいに現れてきます。
(五月病の症状)
1.体の調子が悪い。全身の倦怠感、疲れが取れない、疲れやすい、肩こり、頭痛など
2.睡眠の質が悪い、寝付けない。食欲が出ない
3.不注意、ミス、物忘れが多い
4.人と会いたくない、遊びに行くのが面倒、人と会っても楽しくない、苦痛。
5.不安、心配、ネガティブなことばかり浮かぶ
これらに加えて、
気分の落ち込み、気分が憂うつ、何もしたくない、会社や学校に行きたくないなど。
これらの不調を感じたら、それは五月病の可能性があります。しかしちょっとした心がけやセルフケアで解消することができます。
では次に試してみましょう!
五月病は良い機会。五月病の抜け出し方
五月病って軽度の心身の不調。つまりメンタル疾患の前段階の状態です。この状態を東洋医学では「未病」と呼びます。
「未病」の段階なら生活習慣の改善などきちんと行えば1-2週間で解消されることが期待できます。
ですので、五月病の段階で、早めに対処してそれ以上悪化させないことが大切です。メンタルの不調は本人ではなかなか気づきづらいものなので家族、上司や先輩が早めに気づいてあげるのが良いです。
視点を変えれば、重大なメンタル疾患に至る前の早期発見、早期治療の上で「五月病は良い機会」かもしれませんね。
まずは生活習慣をちょっとだけ改善してみましょう
・睡眠
心身の不調を感じる場合は、決まった時間に寝起きして7時間以上の睡眠をとりましょう。
・運動
なるべく午前中に15-30分程度、外を散歩してみましょう。手を大きく振ってリズミカルに歩く。これだけで体内時計に関わるセロトニンというホルモンが分泌されて気分が晴れ晴れと明るくなります。
・悩みを人に話す
今の悩みを人に話してみてください。周りの人は話を聞いてあげてください。ざっくばらんに思っていることを話してもらうだけでストレスの大部分は発散されます。
・思い切って休む
会社なら代わりはいるけど、家族にとっては大切な一人の存在です。不調が長期化、悪化するよりも思い切って休んでみてください。
五月病対策。五月病を感じた時の治し方
ここでは五月病を感じた時の治し方についてご紹介します。どれも簡単なセルフケアとなっておりますので、ご家族と一緒に取り組んでいただければと思います。
(呼吸運動+上半身の体操)
1.手を組んで頭の後ろ側に頭を支えるように当てます
2.5秒かけて鼻から大きく息を吸います。この時、肘を開き胸を大きく張っていくように行います。
3.10秒かけて口から息を吐き出します。その時、肘を内側に閉じながら顔を下に向け、背中を丸めるように行います。
これを10回繰り返してください。朝昼晩の1日3回行いましょう。
(肩回し3パターン)
A.耳の後ろから首にかけて指で押しながら、肘を前に10回、後ろに10回回します。
B.胸の上を指で押しながら肘を前に10回、後ろに10回回します
C.肩甲骨周りを指で押しながら肘を前に10回、後ろに10回回します。
朝昼晩の1日3回行いましょう。たったこれだけで体がすっきりして爽やかな感じがしてきますよ。
④まとめ
今回は五月病の症状や解消ポイントについて解説しました。五月病はメンタル疾患の前段階の状態「未病」であるとのことでした。
さらに、簡単に取り組めるセルフケアなどもご紹介しましたね。
それでもまだ五月病の症状で調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
お体の歪みを整える整体治療、鍼灸治療、微弱電流治療などがお役に立てるかもしれません。
しかし、次第に悪化するようであれば、精神科などの受診をお勧めします。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと考えています。あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
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079-255-8952(予約専用ダイヤル)
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師 つぼき鍼灸整骨院院長】