50代でスポーツジム愛好家の男性、肩の痛みをどのように改善したか?
2022年08月02日
こんにちは。兵庫県姫路市 つぼき鍼灸整骨院 院長 坪木心吾です。
50代で、スポーツジム愛好家の男性、肩の痛みをどのように改善したか?
というお話をご紹介いたします。
週に2~3度、スポーツジムで汗を流すKさん。
しかし、数週間前から、肩が痛く、上がりにくさを感じておられました。
趣味のスポーツジム通いを十分行うことができず、不安を抱えておられました。
スポーツジムでの肩の痛み。そこに隠れている原因とは?
肩に痛みが出てから、Kさんは、トレーニングの強度を弱めたり、
回数を減らしたりして様子を見ていたのですが、
改善しませんでした。
50代だから50肩?
トレーニングのし過ぎ?
ご本人も色々考えてみましたが、わかりませんでした。
お身体を見させてもらってからわかった事ですが、実はKさんの肩の痛みの原因は、
肩そのものにはなかったのです。
原因は、背中が硬くなっていたことでした。
Kさんは、クルマがお好きな方で、長距離運転をしたあと、数日背中が痛いとのこと。
詳しくお尋ねすると、バケットシートと呼ばれるスポーツカー用の狭いシートに座り、
背中を丸めた同じ姿勢の状態で、運転を続けたとのこと。
背中には、肩甲骨と呼ばれる、肩の動きに関わる、滑車の役目を果たす場所があります。
肩甲骨周辺の筋肉、特に左側だけが硬くなっていました。
Kさんの動きを検査したところ、左の肩甲骨がうまく働いておらず、
肩全体の動きが重く硬くなっている状態でした。
肩甲骨の周辺の筋肉、特に左側だけ盛り上がるくらい硬くなっていました。
Kさんは、スポーツジムでトレーニングをする時、
左の肩甲骨が極端に硬い状態で続けていたのです。
肩の痛みにはどんなことをすればいい?
体操?ストレッチ?
せっかく体操やストレッチをしても、原因となる体の動きを改善しないことには、
またすぐに痛みを引き起こしてしまいます。
そこで治療は背中や肩甲骨がきちんと働く状態に体を整え、Kさんには、自宅やジムで簡単に取り組める、
ストレッチを取り入れてもらえるようにお願いしました。
肩の痛みを改善するためのセルフケアとは
【肩甲骨の動きを整えるストレッチ】
肩甲骨の動きを取り戻す動きにやってもらいたいのが、今回の動画です。
肩甲骨の動きをよくし、背中をほぐす動作です。
1.
身体の前に円を作り、前に突き出す。
2.
今度は身体の後ろに肘をひきつける
3.
これを繰り返す
●まとめ
50代で、スポーツジム愛好家の肩が上がりくい症状は肩甲骨が関係していました。
肩甲骨の動きを良くして、かたが上がりやすくするために必要なセルフケアをご紹介させていただきました。
これらの対策を続けても、なかなか改善されない、一向に良くならない
場合は他にも原因があるかもしれません。そんな時は当院にお気軽に
ご相談ください。
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(監修:鍼灸師 柔道整復師 坪木心吾)