(ブログ)野球肩で肩が痛い。治療したら楽になるけどまた痛くなる… そんな時の対処法
2022年07月15日
「息子が病院で野球肩と診断された」
「ピッチャーをしていて、投げた後、肩が痛くなる」
「野球をしているけど、肩の痛み出たり治まったりする」
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、野球肩の痛みを解決することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
みなさん こんにちは
兵庫県姫路市で、つぼき鍼灸整骨院を営んでおります、院長の坪木心吾です。
このブログを書いたきっかけなんですが、来院された患者さんから、
「高校の野球部でピッチャーをしている。投球したら右肩の前側が痛くなる。
治療すると治まるけど、また痛くなる。どうしたらいいですか?」
と、お悩みの相談がありました。
早く解決して、毎日を快適に過ごしたいですよね。
大丈夫ですよ。一緒に解決して行きましょう。
●なぜ野球肩がおこるの?
野球肩は、ボールを投げる動作を繰り返して、
肩の周りに起こる痛みのこと。
野球選手のピッチャーに多くみられる症状ですが、
テニスや、ゴルフなどの競技でも起こることがあります。
野球肩は、肩の使いすぎによって起こります。
投球動作を繰り返すことで、肩の関節に強くストレスがかかって、
炎症や損傷が起きます。
●野球肩になったら練習は休むべき?
投げて痛みがあると、投げるのをためらってしまいますよね。
ひどいケガの場合は別として、
なるべく、練習や試合に出ながら治していくことをお勧めしています。
完全に休息すると、早く治りますが、
また練習を再開すると、再発しやすいです。
ですから、
肩にかかる負担を減らして、練習を続けることをお勧めしています。
普段の練習の場合なら、例えば、
・普段100球投げていたら、50球程度に減らす
・普段投げる力の半分くらいの力で練習する
・ブルペンでの投球、遠投、塁間の送球は控える
などで、過ごしてみてください。
●肩の前側に痛みが起こる理由
なぜ、投げた時に肩の前側に痛みが出てしまうのでしょうか?
さらに患者さんへ詳しくお話を伺ってみると、
「コッキング期に痛みが強く出る」
といったことも教えてくださいました。
コッキング期に痛みがでるのは、
腕は体の後ろで強く伸ばされて、
肩の前側の腱が強く伸びて、
摩擦がおきる。
そして、肩の関節がねじられて
炎症を起こして痛みが出る。
と考えられます。
野球肩は、痛みをとっただけでは、再発してしまいます。
【右肩の前側が痛む野球肩の治し方】
野球肩を解消するために、普段行なうと効果的な方法をお伝えさせていただきます。
ポイントは、肩甲骨の動きをよくすることです。
簡単な方法となっておりますので、ぜひ一度取り組んでいただければと思います。
①身体の後ろで、手を組みます。
②組んだ手を上方向に挙げて、10秒間そのままにします
この動作で肩甲骨を動かして、肩関節の動きが滑らかになります。
これを練習前後に、10回ずつこなしてください。
※身体が前かがみにならないようにしてくださいね。
●まとめ
野球肩の治し方は、肩甲骨の動きを良くして、関節の負担を減らすことに
あります。
肩甲骨の動きを改善するために必要なセルフケアをご紹介させていただきました。
これらの対策を続けても、なかなか改善されない、一向に良くならない
場合は他にも原因があるかもしれません。そんな時は当院にお気軽に
ご相談ください。
お悩みの方は当院のLINEからご相談ください。
http://tsuboki-shinkyuseikotsuin.com/
つぼき鍼灸整骨院
兵庫県姫路市網干区坂出160-3
TEL079-255-8952
(監修)つぼき鍼灸整骨院 院長 坪木心吾
鍼灸師 柔道整復師 機能訓練指導