寝違いで首が回らない 湿布を貼っても解消しない寝違い 湿布に頼らないで寝違いを早く治す回復法とは
2023年05月12日
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、家業で自動車修理のお仕事をされている女性から、首を寝違えて、首が回らない…とお悩みのご相談があったからです。詳しく聞いて見ると、2日前から左に首が回らなくなったとのことでした。
今回のブログでは、首の寝違えについて解説して、セルフケアまで紹介していきます。
話の内容はこちら
①首の寝違い。寝違いってどうして起こる?
②首の寝違いを解消するポイントとは?首に湿布を貼ればいいの?
③首の寝違いになったとき試したい対処法とは?
それでは話を進めますね。
①首の寝違い。寝違いってどうして起こる?
以前から腰痛や坐骨神経痛で来院されていた50歳代女性。
今回は首が回らない…とお悩みで来院されました。
詳しくお聞きすると2日前に職場で足を引っ掛けて転倒して、足を強打したとのことでした。
その衝撃が頭まで伝わって、首を痛めてしまったとのこと。
首の左側面が痛くて、首を左に回すことができなくなっていました。湿布を貼ってこの2日間過ごしたそうですが、変化がなかったそうです。
そして、左手の握力が落ちて握れなくなっており、親指から中指までしびれていると教えてくれました。
寝違いって、寝ている時にひねって起こる症状のように思われがちですが、どうやら昼間の日常生活でも起こることがあるようでした。
②首の寝違いを解消するポイントとは?首に湿布を貼ればいいの?
ここでは、もし首の寝違いを起こした時に、簡単な心がけについてご紹介しますね。
誰でも簡単に試すことができますので、参考になれば嬉しいです。
1.寝違いをしたら温める
冷やすより温めた方が早く治ります。炎症があると冷やした方が良いと思われがちですが、むしろ逆です。
お風呂に入浴するなどして体を温めましょう。
2. 寝違いをしたら安静にせず、なるべく動かしてみる
安静にしすぎてしまうとかえって痛みが長引いたり、再発するケースが多いです。体を動かして回復を図ることがおすすめです。
寝違えた時は、あえて軽い運動をした方が寝違いが早く治ります。痛みを我慢して無理やり動かしてしまうことは避けてほしいのですが、ウォーキングなどで体を軽めに動かしたほうが、血の流れがよくなって、首や全身にまでたくさん酸素を送ることができ、寝違いを早く回復することができます。
3.寝違いをしたらカラー(コルセット)に頼らない。
カラーに頼りすぎると、筋力が低下します。初期の痛みがひどい2-3日だけにしてください。
③首の寝違いになったとき試したい対処法とは?
ここでは、寝違いになった時に試してほしい対処法についてご紹介しますね。
当院で実際行った治療を、いつでも誰でも簡単に行えるように改良してものです。
一度、お試しくださいませ。
【寝違いに効果的な、セルフツボ押し治療】
つぼきのツボ-楽枕(らくちん) -
場所は手の甲側にあります。握りこぶしを作り、人差し指と中指の間のくぼみ。
楽枕を片方の親指で軽く押して、皮膚を左右上下にさすりながら、ゆっくり首を動かしてみてください。
2-3分行うだけで、寝違い症状が楽になるのが感じられます。
今回の患者さまは、今回の方法を用いて、たったこれだけで首を回した時、左右変わらない範囲まで動くようになりました。
まとめ
寝違いの原因、解消ポイント、セルフケアついて解説しました。
寝違いは、寝ていなくても起こる、冷やしたり安静にせず、温めて動かした方が良いとのことでした。
さらに簡単なセルフケアも一緒に試しましたね。
それでもまだ寝違いの症状でで調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと考えています。
私の経験が皆様のお役にたてたらうれしいです。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
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【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】