冷房で冷えて、手足が引きつる症状が今すぐ楽になるセルフケアとは!?
2022年08月15日
職場のデスクは冷房の冷気が直接当たる…
冷えると手足がひきつって辛い。
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、手足がつって辛い症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、
「職場のデスクは冷房の冷気が直接当たる…冷えるとたびたび手足がひきつって辛い。…」
と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「夏場は冷房の冷気で特に辛く、他の季節はさほど問題ない…」とのことでした。
今回のブログでは、夏場に冷房で冷えて手足が引きつる原因について解説して、
セルフケアまで紹介していきます。
話の内容はこちら
①夏場、冷房の冷気で手足が引きつる理由
②特別なことはしなくてもOK! 症状を解消する心がけとは
③手足の引きつりを解消するセルフケア
それでは話を進めますね。
①夏場、冷房の冷気で手足が引きつる理由
夏場、冷房の冷気で手足が引きつる
こうした時に考えられる原因の1つは、手足が冷えたことにより、血の巡りが悪くなり、筋肉が
硬くなっている可能性があるということです。
冷房の冷気によって手足が冷えて血の巡りが悪くなり、筋肉が硬くなる。
自律神経が体温を保つために内臓に血の巡りを優先し、
手足の血管を締めてしまうため、末端に血が行かなくなってしまいます。
同時に静脈の働きが弱くなるため、心臓へ血が戻りにくくなります。
動脈は心臓と重力の力を使って、血を心臓から全身へ送り出しています。
静脈はその周りの筋肉の力を使って、重力に逆らって、血を上へ上へと押し上げる(筋肉ポンプ)
を使って心臓に戻します。
しかし、立ちっぱなしや座ったままで長時間動かないと、筋肉が硬くなって筋肉ポンプがうまく働かず、
手足がひきつる症状を引き起こしてしまいます。
そんな状況の時に、手足に触れてみると、驚くほど冷たくなってびっくりすることがあります。
②特別なことはしなくてもOK! 症状を解消する心がけとは
冷えて手足がひきつる最大の原因は血の巡りが悪くなることで筋肉が硬くなることです。
血の流れをよくするには、マッサージやストレッチ、運動が効果があります。
冷えてきたと感じたら、小さく足踏みしたり、手を握ったり開いたりしているだけで、
手足の血の巡りは良くなります。
職場のデスクが、冷房の冷気を直接身体に当たる場合、長袖シャツを着る、
長ズボンのインナーを着るなどでその日を乗り切るのは悪くないでしょう。
しかし、長期間続く場合は衣類による対応ではなかなか根本的な解決にはならず、
血流をよくするには、食事と運動が大切です。
冷えにはビタミン全般が有効です。野菜はもちろんですが、肉や魚、卵、乳製品を
しっかり食べて、十分にビタミン類を補給してください。
運動は、なかなか大変なのですが、まずはウォーキングから初めてみてほしいですね。
歩くことで手足の筋肉も刺激されるので、全身の血の巡りが良くなります。
注意しなければいけないこととして、血の回りが悪くっている場合、動脈硬化症が隠れている
可能性があります。動脈硬化とは、血管の壁が硬くなって弾力を失い、血がスムーズに
流れにくくなっている状態で、筋肉痛を伴うことがあります。
症状が進んで、血管が詰まれば、脳卒中、心臓発作につながります。
これらを解消することによって、自然と、症状は治ります。
次に行うセルフケアで、一緒に解決していきましょう!
③手足のひきつりを解消するセルフケア
セルフケアでは
・手足の血の巡りをよくする。
・手足の筋肉を柔かくする。
・リラックスして自律神経を整える
ということを目的に行います。
こちらは、動画で詳しく解説しています。
上むきに寝そべりながら簡単にできますので、是非、試してみてください。
別名、「ゴキブリ体操」と呼ばれています
↓
こちらのセルフケアは1日2回。朝と晩の1回ずつ行ってください。
ぜひお試しください。
まとめ
夏場に冷房で冷えて手足がひきつる症状について解説しました。
手足がひきつるのは、冷えと筋肉の硬さが影響している可能性があるということでした。
さらに、手足のひきつりを解消するセルフケアを一緒に試しましたね。
これらの対策を続けても、手足のひきつる症状が解消されない場合は、
動脈硬化などが隠れていて脳卒中や心臓発作を起こしたり、
他に原因があるかもしれません。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】