膝の痛みで20分も立っていられない美容師女性の改善ストーリー
2022年11月19日
膝が痛くて立っていられない…
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、膝が痛みで辛い症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、60代の女性患者さんが杖をついて来院され「膝が痛くて20分も立ってられない…美容師をしていますが、まだまだ働きたい。…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「整形外科で軟骨がすり減っていると言われた…」とのことでした。
今回のブログでは、膝の痛みの原因について解説して、セルフケアまで紹介していきます。
話の内容はこちら
①膝の痛み ロキソニンが効かないってどういうこと?
②立ってられない膝の痛みを解消するポイント
③立ってられない膝の痛みを解消する、座ったままできるセルフケア
それでは話を進めますね。
①膝の痛み ロキソニンが効かないってどういうこと?
60代女性Hさん。姉妹で美容室を経営されているそうで、左の膝裏の痛みで杖をつきながら来院されました。
この14-15年くらい、膝の痛みにお困りで段々ひどくなってきており、ここ最近ではお仕事中20分も立っていられず、座ってカットや洗髪していたとのこと。お客様から「大丈夫ですか」と心配されるほどでした。
毎日、ロキソニンを1錠飲んでいました。
それでも症状が変わらず、歩きにくくて1歩目が出にくく、お体のバランスを崩してしまって右膝や腰、肩にまで痛みが出てきていました。
整形外科に受診して「軟骨がすり減っている」と言われたそうで、痛み止めの注射などで対処されていました。
当院で詳しく検査させていただいたところ、左膝が伸びにくくなっており、横から見ると「くの字」の状態でした。
これらの症状から膝の関節が加齢により変形する、”変形性膝関節症”と考えられます。
そして、痛む場所は膝の裏とのこと。膝の裏にはリンパが流れており、膝のリンパの流れが滞っている可能性もありました。
②立ってられない膝の痛みを解消するポイント
Hさんは「自分でキツめのストレッチをしていて無理をしたのが悪かったと思う」と話してくれました。
ついつい頑張り過ぎてしまい、えび反りになったり、テニスボールを使った筋肉剥がしを一時間近くやっていたそうです。
Hさんの頭の中は常に膝の痛みのことを気にしておられ、気持ちまでしんどくなっておられるようでした。
また、Hさんは「電気治療、鍼、マッサージはしたくない」とのことで、私としても治療の幅が限られてしまいました。
実際は手技のみでお体を整えていく整体を行うことにしましたが、それがHさんにピッタリあっていたようです。
実際行った治療は、ごく柔らかい刺激で、
・膝裏のリンパの流れを良くする
・膝関節の動きを滑らかにする
を行いました。
治療後は杖をつかなくても立ち上がって歩くことができ
「すぐに立てるようになった」「前足が一歩出やすい」「座らなくても仕事ができる」
とお喜びの声を頂きました。
↓
これらの治療はご自宅も行うことができますので次にご紹介しますね。
③立ってられない膝の痛みを解消する、座ったままできるセルフケア
セルフケアでは
・膝裏のリンパの流れを良くする。
・膝の動きを滑らかにする。
ということを目的に行います。
↓
1.膝裏のリンパの流れを良くする
長座で座り、両手の親指以外の手を膝裏に当てます。
足先から頭方向にリンパを流していくイメージで10回ゆっくり円を描きます。
2.膝の動きを滑らかにする
長座で座り、両手の親指、人差し指で膝のお皿(膝蓋骨)をつまみます。
縦方向10回、横方向に10回、斜め方向に10回ずつ動かしてみましょう。
こちらのセルフケアは1日2回。朝と晩の1回ずつ行ってください。
ぜひお試しください。
まとめ
膝が痛くて立っていられない症状について解説しました。
膝が痛くて立っていられないのは、軟骨がすり減ったり、関節の変形の可能性があるということでした。
さらに、膝の裏の痛みを解消するセルフケアを一緒に試しましたね。
それでもまだ膝の痛みが治らない、調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと
考えています。
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079-255-8952(予約専用ダイヤル)
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】