2023年07月08日
・家の掃除や片付けをしていると肩がこってくる
・キッチンで調理をしていると肩がこる。
・子どもを抱っこすると肩がこる
兵庫県姫路市でつぼき鍼灸整骨院を営んでおります、院長の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、来院された患者様からご相談をいただいたからです。
日々の家事労働や子育てで忙しい毎日を送っている中で、肩こりに悩まされている方も多いのではないでしょうか。今回は、肩こりについて解説して自宅で行える肩こりのセルフケア方法についてご紹介します。ぜひ試してみてください。
話の内容はこちら
・家事労働で肩こりが起こる理由は〇〇にある。
・肩こり治し方。肩こり予防に気をつけたいこと。
・肩こりを自分で治せるツボ3選。
では話を進めますね。
・家事労働で肩こりが起こる理由は〇〇にある。
家事労働ってほんと重労働。私自身3児の父ですが、妻に変わって丸一日自宅で過ごして家事や子守りをするだけでどっと疲れてしまいます。専業主婦をされている方には頭が下がります。
家事や育児には身体を使う作業がたくさんありますよね。掃除や洗濯、料理、お風呂の準備など、重たい物を持ったり、長時間同じ姿勢を続けたりすることが多いですよね。これらの作業によって、肩や首の筋肉が緊張して硬くなり、血の流れが悪くなるため、肩こりが発生しやすくなるのです。
キッチンで包丁を使ったり、掃除をしたりしている時の姿勢は”手のひらが下”になっていることがほとんどです。手の平が下を向けたままだと、自然と肩が内側に巻いて巻き肩になってきて姿勢が悪くなりしまいこれも肩こりが起こる理由です。肩そのものを使っているわけではないのに肩こりが起こるのは、手の使いすぎや手の向きにあると考えられます。
しかしこれって、本当に仕方がないことですよね。
・肩こり治し方。肩こり予防に気をつけたいこと
肩こりを治すためには、日常生活の中でいくつかのポイントに気をつけることが大切です。まずは、姿勢です。正しい姿勢を保つことで、肩や首の負担を軽減することができます。背筋を伸ばし、頭を軽く持ち上げるような感覚でいるようにしましょう。
足を組んだり、足をクロスする姿勢は体の歪みが生じて肩こりが起こることがあります。気がついたら直すことを心がけてみましょう。
また、適度な休憩も重要です。長時間同じ姿勢で作業を続けると、筋肉が緊張しやすくなります。こまめに休憩を取り、ストレッチや軽い運動を行うことで、筋肉の疲労を和らげることができます。
肩こりが起こった時、患部をゴリゴリと押したくなりますが、強いマッサージや指圧を行うと、筋肉の線維を傷つけてしまい、さらに肩こりが悪化することがあります。
肩こりを自分で治せるツボ3選
自宅でできるセルフケアとして、肩こりを和らげるツボをご紹介します。以下の3つのツボを刺激することで、肩こりの症状を緩和することができます。
肩こりの原因は手の使いすぎにあるとご紹介しました。手の緊張を和らげることが肩こりの解消や軽減になります。
合谷(ごうこく)
手の甲側で、親指と人差し指の骨の付け根の谷間にあるツボです。指の腹を使って、やさしく押してみてください。
手三里(てさんり)
肘の外側にあり、肘の内側の線から手首へ向かって指3本のところ。ゆっくりと指圧してみましょう。
後渓(こうけい)
手の小指側で手を握って付け根部分にできるシワのところ
これらのツボ押しは揉んだり、押したりすることで、緊張が緩和されます。
以上が、自宅での肩こりセルフケアのポイントとなります。毎日の生活の中で少しでも取り入れてみると、肩こりの軽減につながるでしょう。ぜひお試しください。
これらのツボ押しを定期的に行うことで、肩こりの緩和や予防に役立ちます。ただし、自身の体調や痛みの状況に合わせて無理のない範囲で行うようにしましょう。
これらのツボ押しなら簡単に行うことができ、続けられますよね。
(それぞれ10回ずつを午前、昼、午後の1日3回行ってください)
まとめ
専業主婦の方の肩こりの原因や解消ポイント、簡単なセルフケアをお伝えさせて頂きました。解消方法がよくわからない。それでもまだ調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと考えています。
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【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師 つぼき鍼灸整骨院院長】