朝起きの腰痛…「ワンちゃんと散歩がしたい!」場合、すぐ効くストレッチ3選
2023年09月09日
・朝起きた時に腰痛がある。
・朝目が覚めてから腰痛で起き上がれない。
・朝、洗面所で中腰になったとき、腰痛でかがめない。
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、朝起きた時の辛い腰痛の症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、来院された女性から、「腰痛で朝起きる時が一番辛い」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「朝、目が覚めてから腰痛で起き上がることができない…」「朝ワンちゃんと散歩がしたい…」とのことでした。
今回のブログでは、朝起きで腰痛が起こる理由や解消ポイント、解消法について解説します。
大丈夫ですよ。私と一緒に解消しましょう。
話の内容はこちら
・朝起きた時に腰痛が起こる本当の理由
・朝起きた時の腰痛を解消するポイント
・朝起きた時の腰痛を寝たまま解消するストレッチ方法とは
・まとめ
①朝起きた時に腰痛が起こる本当の理由
朝起きた時の腰痛にお悩みの女性(Mさん)が来院されました。1年前にも同じ症状があって病院を受診したものの、異常はなく、具体的には何もせず過ごしていたそうです。
腰痛で来院される多くの患者さまが朝起きた時の腰痛を訴えられています。
では、なぜ朝起きた時に腰痛が起こるのでしょうか?
朝起きた時に腰痛で起き上がれない状態は、一般的に「朝起き腰痛」と呼ばれ、以下の主な要因が影響していることがあります。
・夜間の体の姿勢
眠っている間、体は一定の姿勢を維持し続けます。これにより、特定の筋肉や関節に長時間の圧力がかかることがあり、それが腰痛の原因となります。特に、背中を反らせたまま寝ることや、腰に余分な圧力をかける姿勢で寝ることは腰に負担をかけます。
・筋肉が硬くなる
夜中に体が静止しているため、腰周りの筋肉が硬くなり、血の流れが悪くなることがあります。硬くなった筋肉は、朝起きて動かし始めるときに痛みを引き起こす可能性が高まります。
・椎間板の膨らみ
夜間、椎間板(腰の骨同士の間にあるクッションのような組織)に水分が溜まって、椎間板が膨らむことがあります。この膨らみが神経に圧力をかけ、腰痛を引き起こすことがあります。
・炎症
慢性的な腰の問題がある場合、夜間に炎症が増すことがあり、朝起きた際に痛みが強まることがあります。
②朝起きた時の腰痛を解消するポイント
Mさんは朝起きた時から腰が痛く、自宅寝室から起き上がれない程でした。
そして、Mさんのお体を詳しく見させていただくと、とても気になる現象がありました。呼吸をするとき、お腹が使えておらず、胸で呼吸する”胸式呼吸”の状態だったのです。
そこで朝目が覚めてベッドの上でまずは深呼吸をしてみることをお勧めしました。
手をお腹に当てて深呼吸をして、全身に酸素を送ってあげましょう。人は酸素と食べ物からエネルギーを取り出して生きています。
深呼吸をして老廃物の排出を促すことで早く治すことができます。
筋肉って縮む時も緩む時も酸素から作られるエネルギーが使われますが、筋肉が硬くなっている状態では、深呼吸で体内に酸素をたくさん取り込むことで、酸素から作られるエネルギーを使って緩めたり柔らかくすることができます。深呼吸をする時に意識して欲しいことは、1秒でも2秒でもいいから、「吸う時より吐く時を長くする」ことです。
そして、ベッドの上で軽く体を動かしてみることをおすすめしました。それを次に紹介しますね。
③朝起きた時の腰痛を寝たまま解消するストレッチ方法とは
ここでは朝起きた時の腰痛を寝たまま解消するストレッチについてご紹介しますね。どこでもでできる簡単なストレッチとなっております。
腰や股関節周りをしっかりストレッチして血の流れをよくしてみましょう。
いずれも朝起きた時の腰痛に効果的なストレッチとなっております。
⑴お尻周りの筋力強化
骨盤や背中周りの筋力をつけて負担を軽減する効果があります。
1.両膝を立てて仰向けになります
2.足の裏で地面を押すように力を入れ、お尻を浮かせます。
この時、腰が反らないようにお腹に力を入れて、10~20秒キープ。
3.ゆっくりお尻を下ろす
4.これを10回繰り返す。
⑵お尻のストレッチ
お尻~太もも周りの筋肉をストレッチします。
1.仰向けで伸ばしたい方の膝を曲げ、両手で抱えます。
2.太ももの後ろが伸ばされていればOK!
3.その状態をキープ(20秒)
⑶膝倒しストレッチ
両膝を倒すことで腰にストレッチをかけることができます。
1.仰向けで両膝を立てます。
2.両膝をどちらかに倒します(20秒キープ)
3.これを左右両方、5回ずつ行う。
(これら3つを朝起きた時、寝る前の一日2回)
ぜひお試しください。
簡単なストレッチですので今からでも取り組める内容ですね。
まとめ
今回は、朝起きた時の腰痛の理由や解消ポイントや解消法について解説しました。
解消方法がよくわからない。それでもまだ調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと考えています。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
同じような症状でお困りでしたら当院にて対応しておりますので、お電話にてご予約
いただければと思います。
079-255-8952(予約専用ダイヤル)
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師/つぼき鍼灸整骨院】