2023年06月09日
「術後に左腕がむくんで、だるい、痛い、上がらない」
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、術後に左腕がだるい、痛い、上がらない辛い症状を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、術後の症状にお悩みの方が来院されたからです。
詳しく聞いてみると、左腕がパンパンにむくんで上がりにくくなっていました。
今回のブログでは、術後に起こる左腕の症状について解説して、セルフケアまで紹介していきます。
話の内容はこちら
①術後に多い左腕のだるさ。なぜ?
②梅雨時期の左腕のだるさを解消する飲み物とは
③術後の左腕のむくみを解消する、超簡単な方法とは!?
それでは話を進めますね。
①術後に多い左腕のだるさ。なぜ?
「左腕がむくんでだるい、痛い、上がらない」と訴えて50歳代の女性が来院されました。
詳しく聞いてみると、10年前に女性特有の疾患で手術をしリンパ節を切除したとのこと。さらに5年前にも別の箇所の女性特有の疾患で手術をしたそうです。
そのことがきっかけで、左腕がむくみ、上がりにくくなっていたとのこと。
リンパ節を切除すると30%の確率で腕の痛みやだるさが残るそうです。
手術の時に筋肉や神経、皮膚を損傷させてしまい、さらに縫合したところの皮膚の引っ張り感などがあると腕が上がりにくくなってしまいます。バンザイ姿勢をしてもらうと、左腕が頭くらいの高さまでしか上がっていませんでした。
そんな時は痛み止めを飲んで対処されていました。
梅雨時期、湿度が高くなってきたり、エアコンなどの冷気を浴びると、左腕が「つったように痛くなる」と感じていたそうです。
気候や環境の影響を受けると教えてくれました。
②梅雨時期の左腕のだるさを解消する飲み物とは
梅雨時期には特に左腕がだるくなって上がりにくくなるそうです。
さらに、お話を聞かせていただく中で、とても気になることをお話しくださいました。
普段、ほとんど水分を摂らないとのこと。食事中や日常生活でも摂らないそうです。
そこで、喉が渇かなくても水分を意識的に摂ることをおすすめしました。
はじめ「えーちょっと無理!」と拒否されていましたが水が苦手なら麦茶などでも構いません。徐々に慣れてきますので大丈夫ですよ。
この時期は雨天や台風などで低気圧となり、自律神経が乱れやすくなります。
自律神経には、私たち人間が生きていくためにも最も重要な血の流れを司っています。
そのために、水を摂ることで、腸が反応して自律神経の働きが良くなります。目安として一日1~1.5リットルの水をこまめに飲む。これだけで自律神経は整います。たったこれだけです。簡単でしょ!
③術後の左腕のむくみを解消する、超簡単な方法とは!?
実はこの患者さまは、治療体験会に参加されたことがきっかけで来院されました。治療体験会で、ちょっとお体のバランスを見させてもらった際も左腕が上がりにくかったのですが、ある部分を少し動かしただけでその後、バンザイ姿勢が左右均等に上がるようになりました。
そのポイントは実は”皮膚”にあります。
実際行ったセルフケアは、ごく柔らかい刺激で、
・左腕の皮膚を動かす。
・左肩関節周りの動きをスムーズにする
を目的に行いました。これは、ご自身で行うこともできます。
↓
1.腕の皮膚を動かすセルフケア
立った姿勢、または座った姿勢で、右手を使って左腕を握ります。
内から外、外から内と腕をねじります。
交互に10回ずつ動かしてみましょう。
こちらのセルフケアは1日2回。朝と晩の1回ずつ行ってください。
ぜひお試しください。
まとめ
術後に起こる左腕のだるさ、痛みの原因や症状について解説しました。
手術の時に組織を損傷してしまうため、症状が残ることがあるということでした。
さらに、超簡単な解消ポイント、セルフケアを一緒に試しましたね。
それでもまだ左腕のだるさが治らない、腕が上がりにくい、調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと
考えています。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
→
同じような症状でお困りでしたら当院にて対応しておりますので、お電話にてご予約
いただければと思います。
079-255-8952(予約専用ダイヤル)
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】