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田植え後に長引く腰痛の対処法。長引く腰痛に効くストレッチ3選

2025年06月18日

腰痛

 

こんにちは。兵庫県姫路市 つぼき鍼灸整骨院 坪木心吾です。

 

 

 

田植えの季節がやってきました。兵庫県姫路市網干区周辺でも多くの農家さんが田植えの農作業をされている光景を見させていただきました。この季節の風物詩となっております。

 

 

しかし今年は例年と事情が大きく異なるそうです。「令和の米騒動」の影響を受けて多くの農家さんが増産に励まれているそうです。長らく休耕田だったところも活用されていました。

 

このブログを書いた理由なんですが、毎年田植え時期になると、当院にも「田植えした後、腰痛が長引く…」というご相談をお聞きします。

 

詳しくお尋ねすると田植えが終わってからも休む暇がないほどたくさんの工程があるそうです。田植えの重労働が体に与える負担は計り知れません。

 

網干区周辺で農業に従事されている人は兼業農家の方が多く本業のお仕事もお持ちです。

 

特に腰痛が長引くと、作業の効率や日常生活の質を大きく左右する深刻な問題になりかねません。田植え後に長引く腰痛にお困りの方が心配です。

 

つぼき鍼灸整骨院では、地域の皆さまの健康をサポートしたいと思い、農業に従事される方々の痛みや不安に寄り添い、全力でサポートしたいと考えています。

 

このブログでは、田植え後に長引く腰痛の原因と今から取り組める解消法、そして厳選したストレッチ3選をご紹介します。

 

どうかご自身のお体を大切に、少しでも快適な農作業ができるようお役立てください。

 

 

 

 

田植え後に腰痛が長引く理由について

 

 


 

 

 

田植え作業は、前かがみや中腰、しゃがみ姿勢など、普段の生活ではあまりしない体勢を長時間続けることが特徴です。

 

 

このような姿勢は、腰や背中の筋肉に大きな負担をかけ、筋肉が硬くなったり、血の流れが悪くなる原因となります。

 

例えば、

 

"長い間曲げたままの針金は、元に戻すと折れやすくなる"

 

 

 

このようなことが人間に体にも起こっています。

 

 

またトラクターや田植え機の長時間運転や、苗箱の持ち運びといった反復動作も腰へのストレスを増大させます。

 

水田の中は足元が不安定で、無意識のうちに体が偏った動きをしてしまいがちです。このような環境での作業が続くと、筋肉の疲労が蓄積し、慢性的な腰痛へとつながってしまいます。

 

疲労や痛みが残った状態で翌日も作業を続けてしまうことで、腰痛が長引きやすくなります。

 

 

 

腰痛は単なる疲労ではなく、体からの「休んでほしい」「ケアしてほしい」というサインです。

 

農業に従事される皆さまは、ご自身の体の声に耳を傾けていただきたいと心から願っています。

 

 

農作業による腰痛を研究した論文をご紹介します。

(農作業時の動作と腰痛に関する研究)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/cjpt/2010/0/2010_0_EdPF1048/_article/-char/ja/

 

この論文の内容によると農作業による腰痛率は約83.0%で起こっていて、前屈や中腰といった姿勢、重量物の取り扱い動作によるものだと紹介されています。

 

 

 

田植え後に長引く腰痛を解消するポイント

 

 

 


 

 

 

前屈や中腰、重量物の取り扱いで腰痛を軽減するために、

 

1.中腰や前かがみは避けて、なるべく腰を落として膝を曲げる姿勢

 

(正しい姿勢)

 

 

(避けたほうがいい姿勢)

 

 

2.重いものを取り扱う際は、体ごと向きを変える(腰を捻る動作を避ける)

 

(正しい向き方→上半身と下半身が同じ方向)

 

(避けたほうがいい姿勢→上半身と下半身の向きが異なる)

 

持ち方や姿勢が大切です。

 

腰痛を長引かせないためには、他にもいくつかの大切なポイントがあります。

 

作業の合間にこまめに休憩をとり、同じ姿勢を続けないことが第一です。30分に1度は座り直したり姿勢を変えて深呼吸をしながら体を伸ばすだけでも、筋肉の緊張が和らぎ、血流が改善されます。

 

 

また、作業後は温かいお風呂にゆっくり浸かり、体を温めて血行を促進しましょう。お尻や太もも、腰回りの筋肉を意識的にストレッチすることも、回復を早めるポイントです。

 

ストレッチについては次のコーナーでお伝えしますね。

 

 

 

 

田植え後に長引く腰痛を解消するストレッチ

 

 

 


 

 

 

ここでは、田植え後に長引く腰痛に特に効果的なストレッチを3つご紹介します。

 

どれも簡単にできるものばかりですので、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてください。

 

 

お尻のストレッチ

 

1.足首をもう片方の膝の上に乗せる

 

 

2.背筋を伸ばして上体を前に倒す。

 

 

3.お尻の横が伸びているのを感じながら20秒間キープ。

 

4.左右両方行う

 

 

 

オットセイストレッチ

 

1.うつ伏せになって床に手の平をつける

 

 

2.大きく息を吸いながら、腕を伸ばし、腰~背中を反る

 

 

3.20秒間キープ

 

 

四つん這いストレッチ

 

 四つん這いになり、背中を丸めてから反らす動きを繰り返します。この動作は、背骨全体を柔軟に保ち、腰の圧力を分散させる効果があります。

 

猫が気持ちよさそうに背中を伸ばす様子を思い浮かべながら、ゆっくりと行いましょう。

 

 

1.四つん這いの姿勢になる。

 

2.息を吐きながら背中を丸める(猫の背伸びのポーズ)。

 

 

3.息を吸いながら背中を反らす(反り猫のポーズ)。

 

 

4.これを10回繰り返す。

 

お風呂上がりや休憩時間に、1日2回を目安に行いましょう。

 

ストレッチは「気持ちいい」と感じる範囲で無理なく行うことが大切です。

 

痛みが強い場合や違和感がある場合は、すぐに中止し専門家にご相談ください。

 

 

【youtube動画はこちら】

田植え後に長引く腰痛の対処法。長引く腰痛に効くストレッチ3選

 

 

まとめ

 

 

 


 

 

 

この度のブログでは田植え後に腰痛が長引く理由、解消ポイント、ストレッチをご紹介させていただきました。

 

腰痛は、農作業に従事される皆さまにとって避けて通れない悩みかもしれません。しかし早めのケアで腰痛を和らげ、快適な作業を続けることは十分可能です。

 

ご紹介したストレッチやポイントで皆様のお役に立てたらうれしいです。

 

しかしこれらのセルフケアを行ってみても腰痛や体の不調でお困りの際は、どうぞお気軽に当院へご相談ください。LINEでもお気軽にご相談いただけます。→https://lin.ee/OKHMNw4

 

私たちつぼき鍼灸整骨院は、地域の農家の皆さまが安心して農業に取り組めるよう、全力でサポートいたします。

 

皆さまの健康と、豊かな実りを心よりお祈りしています。

 

【監修:坪木心吾/鍼灸師・柔道整復師/つぼき鍼灸整骨院】

 

 

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