兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。

「秋祭りで屋台を担いで腰が痛い」
「屋台を担いだ後、数日間にわたって全身の筋肉痛が続いている」
「秋祭りが終わってから、足腰のだるさがなかなか取れない。」
もし、このようなお悩みを抱えていらっしゃるなら、毎日の生活もつらく感じているのではないでしょうか。
秋祭りは、地域の誇りであり、皆さんが心を一つにして取り組む素晴らしい伝統行事です。地域の方々と力を合わせて屋台を担ぐ時間は、かけがえのないものですよね。
一方で、屋台を担ぐことは、体に大きな負担がかかる活動でもあります。
特に、腰痛や筋肉痛、全身の疲労感に悩まされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「お祭りは楽しかったけれど、終わった後の体がつらい」
そんなお悩みを抱えている方も少なくないと思います。実は、私自身も同じような経験をしたことがあります。

だからこそ、少しでも皆さんの体の負担を和らげ、翌日からの生活を快適に過ごしていただけるように、日常生活で取り入れやすいストレッチやセルフケアをご紹介します。
どうか無理をせず、ご自身の体の状態に合わせて試してみてください。
秋祭りのシーズンになると、当院にも「祭りの練習で腰を痛めた」「ぎっくり腰になってしまった」といったお悩みで来院される方が増えます。
お祭りは楽しいものですが、体への負担も大きく、特に腰の痛みで困っていらっしゃる方も少なくありません。
私自身も、以前、屋台を担いだ後にひどい腰痛や全身の節々の痛みに悩まされ、数日間、日常生活にまで支障が出たことがあります。
そのため、「祭りが終わったのに、体が痛くてしんどい……」というお気持ちは、よくわかります。
今回は、そんなお悩みを抱える方に向けて、腰の痛みや疲労感を和らげるためのセルフケアと、ストレッチのポイントをご紹介します。
少しでも皆さんが快適に過ごせるよう、お役に立てれば幸いです。
秋祭りで起こる腰痛の特徴
播州地域(兵庫県播磨地方)では、秋祭りが本格化する頃になると、屋台を担いだ後の腰痛や体の痛みで来院される方が増えます。

腰痛で来院される方の中には、足の冷えや、足まわりの筋肉の硬さが気になる方もいらっしゃいます。
今年の夏も厳しい暑さが続き、冷房の効いた室内で過ごす時間が長かった方も多いのではないでしょうか。
冷房の効いた環境では、手足が冷たく感じられることがあります。また、長時間同じ姿勢で過ごすことで、筋肉がこわばったように感じる場合もあります。
そのような状態で、いきなり重い屋台を担ぐと、体に大きな負担がかかる可能性があります。
ただし、足の冷えや筋肉の硬さだけが腰痛の原因とは限りません。屋台を担ぐ際の姿勢や、普段とは異なる運動量、疲労の蓄積など、さまざまな要因が関係していると考えられます。
「自分は大丈夫」と思っていても、気づかないうちに疲れがたまっていることもあります。
お祭りを元気に楽しむためにも、日頃から体の状態に目を向けておきたいですね。
足の冷えが気になる方は、体を冷やしすぎないように工夫し、無理のない範囲でストレッチを取り入れてみてください。
播州秋祭りで屋台を担いで腰痛…。すぐに腰痛を解消するポイント
播州秋祭りでは、2トン以上もある重い屋台を担ぐことがあります。
そのような大きな負荷がかかる活動を長時間続けると、腰や脚の筋肉に疲労がたまり、翌日に全身のだるさや筋肉痛を感じることもあります。
「この痛みを何とかして、少しでも早く楽になりたい」
そんなお気持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、祭りの後の体をいたわるために、日常生活で取り入れやすい3つのポイントをご紹介します。
軽い運動

私自身、以前は「疲れたときは、とにかく休んだほうがよい」と考えていました。
もちろん、疲れた体を休ませることは大切です。
一方で、痛みが強くなく、無理なく動ける状態であれば、軽く体を動かすことが気分転換になったり、こわばった筋肉をほぐす助けになったりすることがあります。
山田知生氏の『スタンフォード式 疲れない体』でも、疲労からの回復を考えるうえで、体の動かし方が紹介されています。
私自身も、以前は屋台を担いだ翌日に、とにかく休むことを優先していました。
しかし、体の状態を見ながら軽いウォーキングやストレッチを取り入れることで、翌日以降の痛みや疲労感が和らいだと感じた経験があります。
「疲れ切っていて、動く気力もない」というときは、無理に運動する必要はありません。
もし少し動けそうであれば、短時間の散歩や、気持ちよく感じる範囲でのストレッチから始めてみてください。
痛みが強くなる場合は中止し、まずは体を休めることを優先しましょう。
入浴で体を温める

祭りから帰宅すると、疲れていてシャワーだけで済ませたくなることもありますよね。
そんなとき、体調に問題がなければ、ぬるめのお湯にゆっくりつかることも選択肢の一つです。
入浴で体を温めると、筋肉の緊張が和らいだり、リラックスしやすくなったりすることがあります。
私自身も、入浴することで、腰の痛みや全身のだるさが和らいだと感じることがありました。
ただし、長時間の入浴や熱すぎるお湯は、かえって体に負担をかけることがあります。
疲れが強いときは、無理をせず、体調に合わせて入浴してください。脱水を防ぐため、水分補給も忘れないようにしましょう。
ウォーキングで筋肉をほぐす
祭りの後は、体が疲れて「もう何もしたくない」と感じることもあると思います。
そのようなときに、無理をして歩く必要はありません。
ただ、痛みが強くなく、歩くことで症状が悪化しない場合には、短時間のウォーキングを取り入れる方法もあります。
ゆっくり歩くことで、筋肉を動かす機会ができ、体のこわばりが和らぐこともあります。
最初から20〜30分歩こうとするのではなく、まずは5分程度から始めてみてもよいでしょう。
「少し歩いてみようかな」と思える日には、ご自身の体調に合わせて、無理のない範囲で試してみてください。
大切なのは、頑張って動くことではなく、体の声を聞きながら、できることを少しずつ取り入れることです。
秋祭りで屋台を担いで腰痛を予防するストレッチ3選
それでは、秋祭りの練習中や休憩時間などに取り入れやすいストレッチを3つご紹介します。
股関節や脚まわりを動かしておくことは、体を動かしやすくするための一つの方法です。
ただし、ストレッチをすれば必ず腰痛を予防できるわけではありません。すでに痛みがある場合は、無理に伸ばしたり、反動をつけたりしないようにしましょう。
1. 四股ストレッチ
四股を踏む動作に似たストレッチです。股関節を曲げ伸ばしすることで、股関節まわりを動かしやすくすることを目指します。
屋台を担ぐときには、腰だけでなく股関節や脚にも負担がかかります。そのため、股関節を無理のない範囲で動かしておくことも大切です。


やり方:
- 両足を肩幅より広めに開き、つま先を少し外側に向けます。
- 背中を丸めすぎないようにしながら、膝をゆっくり曲げて腰を落とします。
- 無理のない範囲で、ゆっくりと腰を上下に動かします。
- まずは5〜10回程度を目安に行い、体の状態に合わせて調整しましょう。
膝や股関節、腰に痛みが出る場合は中止してください。
勢いをつけて深く腰を落とす必要はありません。気持ちよく動かせる範囲で行うことを心がけましょう。
2. 脚のストレッチ
長時間立ったり、屋台を担いだりすると、脚にも大きな負担がかかります。
脚の筋肉を無理なく伸ばしておくことで、脚まわりの柔軟性を保ち、体を動かしやすくすることにつながります。

やり方:
- 椅子に浅めに座り、片方の脚を前に伸ばします。
- 伸ばした脚の膝を無理のない範囲で伸ばし、つま先を軽く上に向けます。
- 背中を丸めすぎないようにしながら、股関節から上体をゆっくり前に傾けます。
- 太ももの裏側が心地よく伸びる位置で、20秒程度キープします。
- 反対側も同じように行います。
このストレッチは、練習前後や休憩時間などに取り入れられます。
ただし、無理に上体を倒す必要はありません。太ももの裏側に軽く伸びる感覚があれば十分です。
腰に痛みが出たり、脚にしびれが生じたりする場合は、すぐに中止してください。
3. ふくらはぎのストレッチ
ふくらはぎは、立ったり歩いたりするときに働く筋肉です。
屋台を担いで長時間立ち続けると、ふくらはぎにも疲労がたまることがあります。
ふくらはぎを無理なく伸ばすことは、脚まわりの柔軟性を保つためのセルフケアの一つです。
ただし、ふくらはぎの硬さが直接腰痛につながるとは限りません。腰だけでなく、脚も含めて体全体をいたわることを意識してみてください。

やり方:
- 壁に両手をつき、体を支えられる姿勢をとります。
- 片方の足を後ろに引き、つま先を正面に向けます。
- 後ろ足のかかとを床につけたまま、前側の膝をゆっくり曲げます。
- 後ろ側のふくらはぎが心地よく伸びる位置で、20秒程度キープします。
- 反対側も同じように行います。
壁を使うことで、バランスを取りながら行えます。
祭りの練習前後や休憩時間などに、無理のない範囲で取り入れてみてください。
痛みを我慢して伸ばす必要はありません。気持ちよく伸びる範囲で行うことが大切です。
まとめ
秋祭りで屋台を担いだ後は、腰痛や筋肉痛、全身のだるさなどに悩まされることがあります。
そのようなときは、体の状態に合わせて休息をとり、無理のない範囲で軽い運動やストレッチを取り入れてみてください。入浴で体を温めることも、リラックスするための一つの方法です。
ただし、痛みが強いときや、動くことで症状が悪化する場合は、無理に体を動かさず、休むことを優先してください。
秋祭りは、地域にとって大切な伝統行事です。皆さんが心からお祭りを楽しめるように、日頃から体をいたわり、疲れをため込まないようにしたいですね。
もし、セルフケアを続けても痛みが和らがない場合や、痛みが強くなる場合は、医療機関に相談することもご検討ください。
また、強い痛みや脚の力が入りにくい症状、排尿・排便の異常などがある場合は、早急に医療機関を受診してください。
当院でも、体の状態や日常生活でのお困りごとについてお話を伺っています。
気になることがありましたら、LINEからお気軽にご相談ください。
【監修:坪木心吾/はり師・きゅう師・柔道整復師】


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