働く人を睡眠障害から守る!姫路市勝原区にて「睡眠改善講座」を開催しました
2025年07月14日
こんにちは。兵庫県姫路市網干区にある、つぼき鍼灸整骨院院長の坪木心吾です。
このたび、大津茂校区社会福祉協議会からの依頼を受け2025年7月13日(日)午前11時より、姫路市勝原区にあるあやみの公民館にて睡眠改善講座を開催しました。
大津茂校区から希望者30人とボランティアスタッフ約10人が参加されました。
講座の冒頭で大津茂校区社会福祉協議会の代表、山崎さんから「校区内にも夜寝れないと感じている人が多い。睡眠はとても大切」と
話されました。
厚生労働省が令和3年に行った健康実態調査によると、睡眠時間のとれている度合いについて「夜間、睡眠途中に目が覚めて困った」という人が 男女ともに約44%であるという。
https://www.mhlw.go.jp/content/11131500/000904748.pdf
また、「日中、眠気を感じた」という人が37%に上るという。
このような事態が起こると地域経済にも影響を与えかねません。 そこで、働く人を睡眠障害から救済するために「睡眠改善講座」を開催しました。
現代社会が及ぼす睡眠障害の深刻な影響について
突然ですが、睡眠障害は集中力低下、疲労感や倦怠感、免疫力の低下、肥満、抑うつ状態などを起こし、日中のパフォーマンスにも悪影響を及ぼすおそれがあります。
私の2歳下の弟は社会人になりたての頃、極度のストレスや疲労から夜に眠れなくなり、日中は仕事に集中出来ずにぼーっとしていたり倦怠感を抱えていたことが度々あったそうです。毎朝、本当に辛そうな場面を目の当たりにしました。
このような状況を踏まえて何かできないかと考え、姫路市にあるつぼき鍼灸整骨院では、 姫路市にお住まいの方に向けて、睡眠を改善する健康講座を開催することになりました。
当院に来院される患者さまから、
「睡眠導入剤を飲まないと寝られない」
「寝てもスッキリした感じがしない」
「布団に入ってからなかなか寝付けない」
「夜何度も目が覚める」
などとよく耳にします。
悲惨なケースでは、お仕事や家事、日常生活にまで影響してしまう可能性もあります。
私は体の歪みからくる、腰痛や肩こりなどの不調を治す専門家です。
体の歪みを整えると「夜よく寝られるようになった」というお喜びの声を聞くことが多く、歪みと睡眠には深い関係があることに気づきました。
睡眠障害は15兆円の経済損失という試算。その睡眠障害の原因について
睡眠障害による経済損失は15兆円とも18兆円とも試算されています。
地域にお住まいの方が睡眠障害でお悩みの方がいらっしゃると地域経済にも大きな影響を与えかねません。
睡眠障害は生活習慣に関する要因、心理的要因、身体的要因、環境的要因、その他様々な要因で複合的に作用して起こります。
しかし、ちょっとした心がけやセルフケアを行うことで睡眠を改善することができます。
今回の講座では
・理想的な睡眠時間について
・メジャーリーグ大谷翔平選手の睡眠について
・最も睡眠を乱すものは〇〇
・寝る2時間前の過ごし方
・快眠ストレッチ&簡単セルフケア
・睡眠お悩み相談
伝えさせていただきました。
姫路市にお住まいの方々への健康をサポートしています。
この度の睡眠改善講座に参加された方々からは終始、お悩みや質問が飛び交う、和やかな講座となりました。
参加された方からのコメントをご紹介させていただきます。
「体操が良かった、自分でできそう。寝る2時間前は〇〇をやらないように気をつけます」(76歳女性)
「改めて姿勢をよくしようと思いました」(54歳男性)
「寝る前の呼吸法をしようと思いました」(61歳女性)
「水分を摂る大切さを知ったことが良かった」(84歳女性)
などお喜びの声を頂戴しました。
講座終了後は、姿勢が良くなり背筋が伸びてスッキリした様子でした。参加された皆様、スタッフとともに昼食を摂りながら雑談をしました。地域の皆様へ睡眠改善のお役に立てられたらうれしいです。
姫路市の地域経済を支えているのは、姫路市にお住まいの方々です。地域が発展していく上で地域の方々が健康であることが不可欠です。
これからもこのような姫路市にお住まいの方々への健康づくりに役立てるような講座を開催したいと思います。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
【監修:坪木心吾/鍼灸師・柔道整復師】