天気が悪くなると体のだるさ（倦怠感）が起こる理由と簡単に取り組める解消法をご紹介
2025年06月30日
（目次）
天気が悪いと引き起こされる不調（気象病）について
天気が悪くなると体がだるくなる理由
天気が悪くなって体のだるさが出る前に早めに取り組みたい解消法
まとめ
みなさまこんにちは。 兵庫県姫路市 つぼき鍼灸整骨院 坪木心吾です。
今年2025年は6月下旬に早くも梅雨が明け、30度以上の高温が続いています。
しかしこれから台風が接近したり、にわか雨や”ゲリラ豪雨”などが起こるとお身体の不調が感じられることもあるかもしれません。
気象や生活環境でお身体が敏感に感じてしまうのも無理がないことですよね。
当院にもそういったお悩みをお持ちで来院される方が増えてまいります。今からそんなあなたをとても心配しています。
しかし、ちょっとした心がけやセルフケアで軽減することができます。
この度のブログでは、天気が悪くなると引き起こされる不調、天気が悪くなると体がだるくなる理由の解説、天気が悪くてだるさが出る前に取り組みたいセルフケアについてご紹介させていただきます。
私たちと一緒に不調を解消しましょう。
天気が悪いと引き起こされる不調について
気温、湿度、気圧、天候の変化によって引き起こされる心身の不調を総称して「気象病」と呼ばれています。
（気象病の例）
倦怠感（だるさ）、疲れやすい、食欲が出ない、めまい、立ちくらみ、異常な汗（多汗）、動悸、頭痛、胃腸の不調、むくみ、ほてり、肩こり、腰痛、関節の痛み、古傷の痛み、気分が落ち込む、集中力低下、イライラしやすい、睡眠の障害（寝つきが悪い、眠りが浅い）、嘔吐、夏風邪（発熱、咳、喉の痛み）脱水症状、筋肉のけいれん、こむら返り、
気温、湿度、気圧、天候の変化が、私たちの体に大きな影響を与えています。
これからご紹介する自律神経を鍛えるセルフケアで気象病の予防に役立ちができれば幸いです。
天気が悪くなると体がだるくなる理由
天気がいい時って、晴れ晴れして気持ちがいいしやる気がでます。
天気が悪い時って、やる気が出なくてなぜか体がだるいです。
これらは当たり前の現象なんですが、病気を引き起こしてしまうこともあるんです。
天気がいい時：高気圧＝空気が濃くて酸素が多い。
（晴れた日）
天気が悪い時：低気圧＝空気が少なくて酸素が少ない。
（曇りや雨の日）
天気は脈にも影響します。高気圧の時は脈拍が上がり、低気圧では下がります。
この私たちの脈拍は、自律神経によって調節されています。気象の変化による不調は自律神経の働きと大きく関係しています。
自律神経って、交感神経と副交感神経がバランスよく働くことによってバランスを保っています。
交感神経って、活動しているとき、ストレスを感じている時、緊張している時に優位に働いてくれます。
副交感神経は眠っている時、休息している時、リラックスしている時に優位になります。
交感神経と副交感神経がバランスよく働くことが健康にとってとても大切なんです。
気象病って、気候の変化で自律神経のバランスが保てなくなってしまったんですね。ですので自律神経を整えてダメージを減らすことがポイントとなります。
次に自律神経を整えて、簡単に気象病を解消する方法についてご紹介しますね。
自律神経について、以前ブログで紹介させていただいておりますのでこちらも参考になさってください。
（ブログ）
不調は自律神経の乱れ？自律神経を整える方法とは？
https://tsuboki-shinkyuseikotsuin.com/blog.html?blog_id=190
人間が活動する時は交感神経が働き、脈拍や呼吸を早くします。
食事をしたり休息する時は副交感神経が働き、脈拍や呼吸をゆっくりにします。
天気が悪いと体がだるいのは副交感神経が優位になり、血の流れが滞りがちになるため、体の中にある老廃物がうまく排出されないからです。
天気が悪くなる前に早めに取り組みたい解消法
ここでは天気が悪くなる前に早めに取り組める解消法についてご紹介させていただきいます。
どれも簡単に取り組めるものばかりですので、日常生活に気軽に取り入れてくださればと思います。
（生活のリズムを整える）
日中は活動的に、夕方からはリラックスモードに。規則正しいメリハリがある生活やバランスが取れた食生活を心がければ自律神経は整ってきます。
睡眠は一日7～8時間取るのが理想。細切れの休息や30分未満の昼寝でカバーできれば良いです。
朝食をとることを初めて見ましょう。夜更かし、過度の飲酒、喫煙は避けたいものです。
（入浴して体を温める）
湯船に浸かることを習慣化すると体温の上昇が早くなって汗をかきやすくなります。
（適度な運動（ウォーキングなど））
ウォーキングやストレッチなど軽い運動を15~20分程度行うと効果的。
血の巡りが良くなり、自律神経が整います。
（深呼吸）
当院でおすすめしているのは「４４８深呼吸」。
４秒吸って、４秒息を止める、８秒で吐くというもの。×３セット。
（体幹ストレッチ）
1.両腕を頭上で交差させて息を吸いながらゆっくりと全身を伸ばす
2.息を吐きながら４秒かけて体を右に倒す
3.1に戻りゆっくりと息を吸い４秒かけて体を左に倒す
4.1~3.を１分間行う
まとめ
この度のブログでは天気が悪くなると引き起こされる不調、天気が悪くなると体がだるくなる理由の解説、だるさが出る前に取り組みたいセルフケアについてご紹介させていただきました。
これからさらに暑くなり、台風や大雨などの天候不順が起こると体のだるさなどの不調も起こりやすくなります。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと考えています。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。→https://lin.ee/OKHMNw4
何かお身体のことでお困りでしたら当院にて対応しておりますので、お電話にてご予約いただければと思います。
079-255-8952（予約専用ダイヤル）
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】
