花粉症対策。シーズン到来の今からできる花粉症症状を抑えるツボ5選
2025年03月21日
皆様こんにちは。兵庫県姫路市つぼき鍼灸整骨院 坪木です。
ようやく寒い冬が過ぎて、桜の開花が楽しみになってきましたね。
春の訪れとともに、多くの方が悩まされる花粉症。
くしゃみや鼻水、鼻詰まり、目のかゆみなど、つらい症状にお悩みのご相談を聞くことが増えてきました。
ひどい花粉症症状で仕事や家事に集中できない…そんなあなたがとても心配です。
今回は花粉症シーズン到来の今取り組むべき花粉症対策や、花粉症症状に効果的なツボをご紹介します。
薬に頼らない自然な方法で快適な春を過ごしましょう。
(目次はこちら)
・花粉症対策に今からすぐに取り組める対策
・花粉症の症状を和らげる仕組みについて
・鍼灸師がおすすめする花粉症対策のツボとその効果
・まとめ
花粉症対策に今からすぐに取り組める対策
花粉症のシーズンが到来しました。でも、まだ間に合います!今からできる対策をいくつかご紹介しましょう。
・マスク、メガネの着用
マスクをつけることで花粉が70%減少する効果があります。使い捨てや不織布マスクがおすすめです
一般的なメガネでも目に入る花粉量は減少します。
・花粉が付着しにくい服装
セーターやマフラーなどの毛糸やウール製品は花粉が付着しやすいので、綿やポリエステルなどの付着しにくいものが良いです。
頭や顔は花粉が付着しやすいので、帽子を被ることで付着量を減らすことができます。
・家の中に花粉を持ち込まない
帰宅する前に玄関先で、服について花粉を払いましょう。粘着ローラーを用いるのも良いです。
・うがいと洗顔
付着した花粉を除去する効果があります。
花粉症の症状を和らげる仕組みについて
花粉症は、体の免疫システムが花粉に過剰に反応することで起こります。普通なら害のない花粉を、体が危険な敵だと勘違いしてしまうんです。
この勘違いが起こると、体は花粉と戦おうとします。その結果、くしゃみや鼻水、目のかゆみといった症状が現れます。
これらの症状は、体が花粉を追い出そうとしている証拠なんです。では、どうやってこの花粉症症状を和らげることができるのでしょうか?
花粉を避ける:
一番簡単な方法は、花粉との接触を減らすことです。マスクをしたり、外から帰ったらうがいや洗顔をしたりすることで、体内に入る花粉の量を減らせます。
体の反応を抑える:
薬を使って体の過剰反応を抑えることもできます。例えば、抗ヒスタミン薬は、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンという物質の働きを抑えます。
体質を改善する:
長期的には、体質を改善することで症状を和らげることができます。規則正しい生活や、バランスの良い食事を心がけることで、体の免疫システムのバランスを整えることができます。
ストレス管理:
ストレスは花粉症の症状を悪化させることがあります。ストレスを減らすことで、体の反応を落ち着かせることができます。
局所的な対策:
目薬や鼻スプレーを使うことで、目や鼻の症状を直接和らげることができます。
免疫療法:
医師の指導のもと、少量の花粉を定期的に体に入れることで、徐々に花粉に慣れさせる方法もあります。これは長期的な対策として効果があります。
鍼灸師がおすすめする花粉症対策のツボ5選とその効果
どこでも簡単に取り組めるツボ刺激をご紹介します。
どれもわかりやすい場所で効果が出やすい場所ですのでぜひ取り組んでいただければと思います。
・迎香(げいこう):小鼻の最も出っ張ったところの付け根のくぼみ。
鼻のトラブルに効果的なツボ。鼻の通りをスムーズにして酸素たっぷりの血液を送ることができます。
鼻水やくしゃみを抑える。
・上迎香(うえげいこう):迎香と同じ効果があります。迎香の上1センチのところ。
上迎香は、鼻の通りを良くする効果があるため、「鼻通(びつう)」とも呼ばれます。
・上星(じょうせい):顔の正中線、おでこの生え際から1センチ奥のところ。
鼻づまりや目の充血を緩和。
・天突(てんとつ):首の付け根、左右の鎖骨に挟まれたくぼみ。
喉の痛み、咳が出る場合に効果的。
・足通谷(あしつうこく):足の小指の付け根の外側のくぼみ。
鼻をかんだり、くしゃみを連発して頭がぼーっとする時、脳天に突き抜けるような爽快感があります。
これらのツボを刺激する際は、心地よい強さで5秒ほど押し、ゆっくり離す動作を3~5回繰り返します。特に症状がひどい時や外出前に行うと効果的です。
どれも「ズーン」と感じるものが良いと考えられます。
これら全てを一度に行う必要はありませんが、この中で試してみてご自身で合ったものを2-3個選んで使用してください。
まとめ
花粉症の症状に悩まされる方にとって、薬に頼らない自然な対策方法は魅力的です。ツボ刺激は症状緩和だけでなく、長期的な体質改善も期待できる方法です。
花粉症の症状を完全になくすことは難しいかもしれませんが、これらの方法を試すことで、症状を和らげ、快適に過ごすことができるようになります。
もし、これらのセルフケアを試してもなかなか改善が見られない場合は、当院までお気軽にご相談ください。
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【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】