働く人を睡眠障害から守る!「無料睡眠改善講座」を開催しました
2025年01月31日
厚生労働省が令和3年に行った健康実態調査によると、睡眠時間のとれている度合いについて「夜間、睡眠途中に目が覚めて困った」という人が 男女ともに約44%であるという。
https://www.mhlw.go.jp/content/11131500/000904748.pdf
また、「日中、眠気を感じた」という人が37%に上るという。
このような事態が起こると地域経済にも影響を与えかねません。 そこで、働く人を睡眠障害から救済するために「睡眠改善講座」を開催しました。
●姫路市立旭陽公民館にて無料で睡眠を改善する健康講座を開催しました
こんにちは。兵庫県姫路市網干区にある、つぼき鍼灸整骨院院長の坪木心吾です。
このたび2025年1月24日(金)、姫路市立旭陽公民館にて、周辺地域にお住まいの方に向けて「無料睡眠改善講座」を開催しました。
突然ですが、睡眠障害は集中力低下、疲労感や倦怠感、免疫力の低下、肥満、抑うつ状態などを起こし、日中のパフォーマンスにも悪影響を及ぼすおそれがあります。
2歳下の弟は会社員になった頃、極度の疲れから夜に眠れなくなり、日中は倦怠感を抱えながら仕事をしていたことが度々ありました。
毎朝辛そうに出勤する姿を見て、本当に辛そうな場面を目の当たりにしました。
このような状況を踏まえて何かできないかと考え、姫路市にあるつぼき鍼灸整骨院では、 姫路市にお住まいの方に向けて、睡眠を改善する健康講座を開催することになりました。
●現代社会が及ぼす睡眠障害の深刻な影響について
睡眠が不足するとこれらの様々な影響が出てきます。
19歳までに手にいれる7つの武器より(著:樺沢紫苑)
・学校の成績、仕事の成績が悪くなる。
・覚えた内容が記憶として定着しない。勉強や練習の成果が出ない。
・脳が成長しない、脳が破壊される。
・ミスが多くなる、発達障害と勘違いする。
・意欲が低下し、何もする気がなくなる。
・体調不良になる。自律神経が乱れる。起立性調節障害になる。
・外見的な魅力がなくなる。
・感情が不安定になる。人間関係が破壊される
・うつ病、自殺、依存症のリスクを高める。
・不安が強まる。
などが見られます。
当院に来院される患者さまから、
「寝てもスッキリした感じがしない」
「布団に入ってからなかなか寝付けない」
「夜何度も目が覚める」
などとよく耳にします。
悲惨なケースでは、お仕事や家事、日常生活にまで影響してしまう可能性もあります。
●睡眠障害は15兆円の経済損失という試算も。その睡眠障害の原因について
睡眠障害による経済損失は15兆円とも18兆円とも試算されています。
地域にお住まいの方が睡眠障害でお悩みの方がいらっしゃると地域経済にも大きな影響を与えかねません。
睡眠障害は生活習慣に関する要因、心理的要因、身体的要因、環境的要因、その他様々な要因で複合的に作用して起こります。
しかし、ちょっとした心がけやセルフケアを行うことで睡眠を改善することができます。
今回の講座では睡眠障害が起こる理由、お身体チェック方法、睡眠解消セルフケア、お悩み相談、治療体験などを行い、誰でもわかる簡単な内容でわかりやすくお伝えさせていただきました。
姫路市にお住まいの方々への健康をサポートしています。
この度の睡眠改善講座に参加された方々からは終始、お悩みや質問が飛び交う、和やかな講座となりました。
「夜、何度も目が覚めてスッキリ起きられない」(70歳男性)
「2時間おきに目が覚める。ぐっすり眠れている気がしない」(70歳代女性)
「夜寝れないのが不安だから、日中とにかく歩いている」(70歳代女性)
などの声を頂戴しました。セルフケアが終わった後は、姿勢が良くなりスッキリした様子でした。
地域の皆様へ、睡眠改善のお役に立てられたらうれしいです。
姫路市の地域経済を支えているのは、姫路市にお住まいの方々です。地域が発展していく上で地域の方々が健康であることが不可欠です。
これからもこのような姫路市にお住まいの方々への健康づくりに役立てるような講座を開催したいと思います。
最後までブログをお読みいただきありがとうございました。