冬、女性に起こった首こりと頭痛。自宅で簡単にできるストレッチと鍼灸師がお伝えするツボ
2024年12月30日
皆さん、こんにちは。兵庫県姫路市 つぼき鍼灸整骨院 坪木です。
ここ近年では例にないほど寒い季節になってきましたね。
外は冷たい風が吹き、家の中でも肩や首が凝ってしまう…そんな経験はありませんか?
特に忙しい毎日を送る女性の皆さん、首こりや頭痛で辛い思いをしていませんか?
今日は、そんな皆さんのために、自宅で簡単にできるケア方法をお伝えしたいと思います。
私たちと一緒に気軽に取り組んでみましょう。
冬に首こりが起こる理由とその対策について
「寒い季節になると、なぜか首こりや頭痛が悪化する…」そう感じる方も多いのではないでしょうか。実は、これには理由があるんです。
冬は寒さで血流が悪くなり、首こりや肩こりが起きやすくなります。血流が悪くなると、筋肉が硬くなってしまい、それが首こりや頭痛の原因になるんです。
まるで、寒さで水道管が凍り流れが止まる様子をイメージしていただくとわかりやすいと思います。
そうすると、血の流れに乗って酸素や栄養を運ぶことができなくなってしまいます。
さらに、暖かい部屋から寒い外に出るなど、急激な温度変化も首や肩周りの筋肉を緊張させてしまいます。
パソコン作業など、長時間同じ姿勢でいることも、首こりが起こりやすくなります。
では、どうすれば良いのでしょうか?
まず、首周りを冷やさないことが大切です。マフラーやネックウォーマーを使って、首を温かく保ちましょう。
また、長時間同じ姿勢でいることは避けて、20~30分に1回は席を立つなど、体を動かすことを心がけてください。
そして水分補給も大切です。寒い季節は喉が渇きにくく、水分補給を忘れがちですが、水分不足も血行不良の原因になります。お水や白湯をこまめにに飲むようにしましょう。
忙しい女性でも実践できる!5分で効く即効ストレッチ
さて、ここからは忙しい女性でも簡単に実践できる、即効性のあるストレッチをご紹介します。たった5分でできるので、家事の合間や仕事の休憩時間にもぴったりですよ。
首のローリング
まずは、首をゆっくりと回していきましょう。右回りに5回、左回りに5回を目安にします。首が凝っているな、と感じる部分でゆっくり止まって、そこで3秒ほど伸ばすのがポイントです。
肩甲骨ほぐし
肘を挙げます。肘を後ろから前に5回、前から後ろに5回回します。
体側ストレッチ
座った姿勢で、片手を伸ばしてあげ、反対側に少し倒します。そのままの姿勢を20秒間キープしてください。
これらのストレッチは、イスに座ったままでもできるので、オフィスでもダイニングでも気軽に実践できますよ。毎日続けることで、首こりの予防、改善に大きな効果があります。
プロが伝授!首こりを和らげる意外なツボとその押し方
ストレッチに加えて、ツボ押しも効果的です。今回は、首こりと頭痛に効く2つの意外なツボをご紹介します。
風池(ふうち)
耳の後ろ、首の付け根あたりにあるツボです。ここを親指で優しく押すと、首の緊張がほぐれて頭痛も和らぎます。
少し上方向を向いて深呼吸してみてください。
孔最(こうさい)
肘の下、前腕にあるにあるツボです。ここを反対の手の親指で押すと、首まわりの血行が良くなり、首こりや頭痛の緩和に効果があります。
これらのツボは、電車の中や仕事中など、どこでも簡単に押すことができます。
まとめ
寒い季節は体調を崩しやすいですが、こまめなケアで快適に過ごすことができます。女性の場合はホルモンバランスの変化で体調不良を感じやすくなります。そんな時こそ、ご自分の体と向き合い、ゆっくりとケアする時間を作ることが大切です。
ストレッチやツボ押しは、短時間でできる簡単なセルフケア方法です。忙しい毎日の中でも、ぜひ実践してみてください。そして、質の良い睡眠をしっかりとることも、肩こり・首こりの解消に役立ちます。
これらのセルフケアを行なっても首こりの症状が軽減しない場合は他にも原因があるかもしれません。
そのような場合は当院へお気軽にご相談ください。お悩みの方は、当院LINEからご相談ください。
同じような症状でお困りでしたら当院にて対応しておりますので、お電話にてご予約いただければと思います。
079-255-8952(予約専用ダイヤル)
皆さんが健康で快適な毎日を送れることを願っています。寒い冬も、首こりや頭痛に負けずに乗り越えていきましょう!
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】