真夜中にぎっくり腰で病院搬送。薬や注射より整体を希望された男性の声をご紹介
2024年11月30日
みなさまこんにちは。兵庫県姫路市 つぼき鍼灸整骨院 坪木です。
今回は、真夜中に突然のぎっくり腰でお困りだった方の事例をご紹介したいと思います。
このブログを読んでいる皆さまの中にも、同じような経験をされた方や、不安を感じている方がいらっしゃるかもしれません。
先日、50代の男性の患者様が来院されました。真夜中に突然のぎっくり腰で動けなくなり、一人で救急車を呼ばれたそうです。
その時の不安や恐怖は、想像を絶するものだったと思います。以前鍼治療で良くなったご経験があって、当日にご予約されて治療をさせていただきました。
もし、真夜中の就寝中にぎっくり腰になったらどうすればいいのか対処法と患者様の声をご紹介させていだきます。
・就寝中にぎっくり腰を起こしたことがある方
・ぎっくり腰を繰り返す方
・ぎっくり腰が起こりそうで不安な方
はこのブログを参考にしていただければみなさまのお役に立てると思います。
私と一緒にぎっくり腰を解消しましょう。ぜひ最後までご覧ください。
1. 夜中に寝ていて突然起こったぎっくり腰の症状とは
突然の激痛で目が覚め、身動きが取れない—。これが夜中のぎっくり腰の恐ろしさかもしれません。
特に一人暮らしの方にとっては深刻な問題となるかもしれません。夜中に突然襲ってくるぎっくり腰の痛みは、とっても恐ろしい経験だったと思います。
なぜ夜中にぎっくり腰が起こりやすいのか、その理由を詳しく見ていきましょう。
睡眠中の筋肉弛緩による影響
睡眠中、私たちの体は休息モードに入り、筋肉が自然と弛緩します。
この状態は通常、体の回復に重要な役割を果たしますが、腰部にとっては緩み過ぎることが関節の負担になっている可能性があります。
筋肉が弛緩することで、脊骨や腰の関節にかかる負担が増加します。日中は筋肉の緊張によって支えられていた体重が、睡眠中は骨格構造により多くかかるようになるのです。
これにより、普段は気づかない微細な歪みや不安定さが増して、ぎっくり腰のリスクが高まります。
寝返りによる急激な負荷
睡眠中、私たちは無意識のうちに寝返りを打ちます。これは体の循環を促進し、圧迫部位を変えるために必要な動作です。
しかし、この寝返りが思わぬ事態を引き起こすことがあります。
特に、腰部の筋肉が弛緩している状態で急な寝返りを打つと、腰に予期せぬ負荷がかかります。この瞬間的な負荷が、ぎっくり腰の引き金となることがあります。
寝返りの際に腰を捻ったり、不自然な姿勢になったりすることで、筋肉や靭帯に急激なストレスがかかり、痛みを引き起こす可能性があります。
日中の疲労とストレスの蓄積
ぎっくり腰は突然起こるように見えますが、実際には日中の生活習慣や姿勢の積み重ねが大きく影響しています。
特に50代の男性は、仕事によるストレスや長時間のデスクワークなどで、知らず知らずのうちに腰に負担をかけていることが多いです1。
日中の疲労やストレスは、筋肉の緊張を高め、体の柔軟性を低下させます。
この状態が続くと、腰部の筋肉や靭帯が硬くなり、小さな動きでも痛みを感じやすくなります。そして、その症状が夜間に顕在化するのです。
睡眠中は体の感覚が鈍くなっているため、日中なら気づくような違和感や小さな痛みを無視してしまいがちです。
その結果、朝起きた時や夜中に動いた時に、突然の激痛として現れることがあるのです。
夜中に寝ていてぎっくり腰が起こった場合の寝方。
1. パニックにならず、深呼吸で落ち着く
突然の激痛に襲われると、パニックになりがちですが、まずは落ち着くことが大切です。
深呼吸を数回繰り返し、心拍数を整えましょう。これにより、筋肉の緊張が和らぎ、痛みの軽減にもつながります。
深呼吸の方法:
- ゆっくりと鼻から息を吸い、口からゆっくりと吐き出す
- 腹部が膨らむように意識して呼吸する
- 4秒間かけて吸い、8秒間かけて吐く
この呼吸法を5-10回繰り返すことで、身体と心が落ち着きます。
2. ゆっくりと仰向けになり、両膝を立てる姿勢を取る
次に、安全な姿勢を取ることが重要です。
腰の関節に負担をかけない体勢が、仰向けで両膝を立てたスタイルです。
注意点:
- 急激な動きは避け、ゆっくりと動く
- 痛みが強い場合は、無理に動かず、できる範囲で姿勢を調整する
真夜中にぎっくり腰が起こったら自力で試してみたい治し方
痛みが和らぎ、少し動けるようになったら、簡単なストレッチを行うことで症状の改善を図ることができます。
「ぎっくり腰体操」のやり方
ぎっくり腰体操①
1.仰向けに寝て、膝を曲げる
2.ゆっくりと片方の膝を胸に引き寄せる
3.15-30秒間保持し、ゆっくりと元の位置に戻す
4.反対側の膝も同様に行う
5.両膝を同時に胸に引き寄せる
ぎっくり腰体操②
1.仰向けに寝て、両膝をたてる
2.両膝を右へゆっくり倒し、痛みが出る直前で止める。
3.ゆっくりと元の位置に戻す
3.両膝を左へゆっくり倒し、痛みが出る直前で止める
4.ゆっくり戻す
これらの対処法を行っても痛みが続く場合や、症状が悪化する場合は、速やかに医療機関を受診することが重要です。
特に、足のしびれや排尿困難などの症状が現れた場合は、緊急性が高いのでお早めに医療機関を受診してください。
真夜中のぎっくり腰で、病院より整体を希望された男性患者様の声
Q1.何が決め手で当院を受診されましたか
ハリ(治療)があったから
Q2.どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
腰の痛み
Q3.実際に受診されて良かったことを書いてください。
当日に改善した
Q4.その他感想などご自由に書いてください
いつもありがとう
まとめ
今回は真夜中にぎっくり腰が起こる理由や対処法についてご紹介させていただきました。
ご自身の体の声に耳を傾けながら、少しずつ無理のないケアを取り入れてくださいね。
もし、これらのセルフケアを試しても改善が見られない場合や、痛みが強くなる、ぎっくり腰を繰り返すという場合は、当院までお気軽にご相談ください。
LINEでもお気軽にご相談いただけます。→https://lin.ee/OKHMNw4
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】