2023年07月15日
・農作業で中腰になると左腰が痛くなる。
・農機具を使用すると左腰が痛くなり伸びにくくなる。
・鍬で畑を耕すと左腰が痛くなる。
こういったお悩みはありませんか?
今回のブログをご覧になることで、農作業にによる左腰の腰痛を解消することができます。
お悩みの方の参考になりましたら幸いです。
皆さんこんにちは。
兵庫県姫路市で鍼灸整骨院を営んでおります、つぼき鍼灸整骨院の坪木です。
このブログを書いたきっかけなんですけども、患者さんから、「農作業で屈む姿勢になると腰が痛む…」と、お悩みの相談がありました。
詳しく聞いてみると、「左腰が痛くなり、曲がった腰が伸びにくくなる…」とのことでした。
農業に従事されている方の日々の農作業は体に大きな負担をかけるものですよね。特に左腰の痛みは、農作業中によく起こる問題の一つです。今回は、そんな左腰の腰痛に悩まれている方々に向けて、その場でできる腰痛解消法をご紹介します。
話の内容はこちら
① 湿布は腰痛に効く?それともコルセットの方がいい?
② 農作業で起こる左側の腰痛を解消するポイント
③ 農作業で左側に腰痛が起こった場合の簡単ストレッチ
① 湿布は腰痛に効く?それともコルセットの方がいい?
まずは、湿布とコルセットの効果について考えてみましょう。
湿布は、一時的に痛みを和らげる効果があります。急性の痛みが強い場合や炎症がある場合には、湿布を使って一時的な応急処置をするのも有効です。
以前、私自身が湿布を貼って寝たとき朝起きたら皮膚がかぶれてしまい真っ赤になってかゆくなってしまいました。ですので湿布を日常的に使用するのは避けて、1-2時間くらいにとどめておいた方が良さそうですね。
一方、コルセットは腰部を固定し、安定させる効果があります。農作業中の腰への負担を軽減し、痛みの再発を防ぐことができます。しかし、強く締めすぎると腰回りの血のめぐりが悪くなり腰痛の長期化や症状の悪化の原因にもなりますので農作業の時や、日中痛みがあるときだけ着用して必要以上に着用しないようにしましょう。
コルセットの目的は腰や骨盤を安定させることなんですが、強く締めすぎてしまうと血のめぐりが悪くなって治りにくくなってしまいます。
② 農作業で起こる左側の腰痛を解消するポイント
左側に腰痛が起こるのは、左半身に負担をかけていることが考えられます。農作業で起こる左側の腰痛を解消するためには、以下のポイントに注意することが重要です。
まずは姿勢です。農作業中は長時間同じ姿勢を続けることが多いため、正しい姿勢を保つことが大切です。腰を曲げず、背筋を伸ばして作業を行いましょう。また、腰を使う作業では腰に負担がかかりやすいので、できるだけ腰への負担を軽減する工夫をしましょう。
腰を曲げるような前屈みでは腰に大きな負担がかかります。かがむときは腰を曲げるのではなく、腰を落として膝を曲げます。一見疲れそうに思えますが足の筋肉は全身の筋肉の中で最も太く、丈夫で、鍛える効果が出やすい部分です。
次に動作です。農作業中に無理な力を入れたり、急激な動作をしたりすることで腰に負担がかかることがあります。力を入れる場合は腰ではなく、脚や体全体の力を使うように心がけましょう。また、重い荷物を持つ際には、腰ではなく脚や腕を使って持ち上げるようにしましょう。重いものを取り扱う際は腰を捻る動作を避け、体ごと向きを変えるのがオススメです。
普段の姿勢を意識するだけでも腰痛を半減させることができるのです。
③ 農作業で左側に腰痛が起こった場合の簡単ストレッチ
もし農作業中に左側の腰痛が起こった場合には、以下の簡単なストレッチを試してみてください。
ここでは田植えで起こる腰痛を座ったまま解消するセルフケアについてご紹介しますね。
椅子さえあれば、どこでもでできる簡単なセルフケアとなっております。
農作業で中腰姿勢になってしまうと、お尻や股関節に負担をかけてしまいます。そこで意識して血の流れをよくしてみましょう。
・お尻のストレッチ
1.椅子に座ります
2.片足をもう片方の膝の上に乗せる。
3.姿勢を良くして、上体を前に倒す(20秒キープ)
4.左右両方行う。
5.これを10回ずつ
(これを朝と昼の1回ずつ、一日2回)
・オットセイ体操
農作業は前かがみになりがちですので、逆方向に伸ばすストレッチを行うことで、歪みをリセットすることができます。
1.うつ伏せになり、手のひらを床につけ、大きくゆっくり息を吸う
2.腕を伸ばして腰~背中を反る
3.この姿勢を1分間キープ。
(農作業前、農作業後、風呂上がりの一日3回を目処に行ってください。)
ぜひお試しください。
簡単なストレッチですので今からでも取り組める内容ですね。
まとめ
農作業で左側に起こる腰痛の解消ポイント、簡単なセルフケアをお伝えさせて頂きました。解消方法がよくわからない。それでもまだ調子が良くならないという方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと考えています。
あなたももしお悩みがあればこちらにご相談くださいませ。
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079-255-8952(予約専用ダイヤル)
【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師 つぼき鍼灸整骨院院長】