2022年12月28日
みなさまこんにちは。兵庫県姫路市でつぼき鍼灸整骨院を開業しております、坪木心吾です。
当院では、直接患者さまに対して、またブログやyoutube動画のセルフケアで、たびたび深呼吸をお勧めさせていただいております。
不調が続く人は、姿勢に歪みが生じて、呼吸が浅くなってしまっている、というケースを度々見てきました。
呼吸に意識して呼吸が改善できると、不思議と症状が軽減されます。
なぜ深呼吸が、痛みやしびれなど辛い症状に対して効果的なのか、超カンタンにご紹介させていただこうと思います。
最後までご覧くださいませ。
深呼吸の3つの働き
深呼吸で得られる効果⑴ガス交換
深呼吸で得られる効果⑵自律神経
まとめ
では順番にお話ししていきますね
深呼吸の3つの働き
普段行っている呼吸には3つの働きがあります。
①酸素を吸う
②老廃物(二酸化炭素)を出す
③自律神経を整える
たったこれだけ。呼吸ってとてもシンプルですよね。
では、一つ一つ説明していきますね。
深呼吸で得られる効果⑴ ガス交換
①酸素を吸う ②老廃物(二酸化炭素)を出す について
深呼吸をして、たくさん酸素を吸いましょう!
酸素は体を動かしたり、エネルギーを作る働きがあります。
呼吸は全身のポンプのような働きをしていて血は全身のすみずみまで酸素を運んでいます。
深呼吸をして、酸素をたくさん取り込むことで、血の流れが良くなります。
例えば、自動車って、ガソリンを酸素と反応させて出るエネルギーを使って動きますよね。
そして、マフラーから排気ガス(二酸化炭素)を出します。
僕たち人間の体も自動車とよく似ていて、食べ物から取り入れた栄養を酸素を使って燃やしてエネルギーにするんだよ。そしてガス(二酸化炭素)を吐き出します。ちょっと恥ずかしいけどゲップ、おならはガスと同じだよ。
僕たち人間は、肺の中にある肺胞というところで酸素と二酸化炭素のガス交換を行っています。
血は肺にやってきた酸素を肺胞という場所で受け取ります。同時に、肺胞は血から二酸化炭素を受け取ります。
こうやってガス交換をやってるんです。
深呼吸で得られる効果⑵ 自律神経
③自律神経を整える
深呼吸をするときに大切なことが、”吸う時より吐く時を2~3倍長くする”ことです。
呼吸は自律神経を整えることに関わっています。
僕たち人間の体は自律神経といって心身のバランスを無意識のうちに整える神経があって、
・交感神経は興奮や緊張に関わります。血管を締めるので血の流れが悪くなり、痛みやしびれの原因になります。
・副交感神経はリラックスや休息に関わります。血管を広げるので血の流れが良くなり、痛みや痺れの解消につながります。
吸う時:交感神経が優位に 吐く時:副交感神経が優位に
なりますので、しっかり長く吐くことを意識することで、体は副交感神経優位になりリラックスし、血の流れがよくなります。
まとめ
今回は深呼吸について誰でもわかりやすくカンタンに説明させていただきました。
深呼吸をするだけで症状が軽減できて毎日を快適に過ごせたら、本当にハッピーですよね!
深呼吸って、カンタン、どこでもできる、絶対に副作用がないので毎日の習慣にして頂ければと思います。
それでもまだ辛い症状が治らない、調子が良くならないと言う方は、当院に一度ご相談いただければ適切なアドバイスをさせて頂きます。
少しでもみなさまの生活が快適に過ごせるようなヒントをお伝えできればと
考えています。
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【監修:坪木心吾/鍼灸師 柔道整復師】